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[女子アジア杯]なでしこ黒星スタート、佐々木監督「ツメが甘かった」

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 日本女子代表は29日、AFC女子アジアカップベトナム2008のグループリーグ初戦で韓国女子代表と対戦。前半10分にDF柳田美幸(27=浦和)のフィードからFW永里優季(20=日テレ)が先制ゴールを決めたが、その後3点を失い1-3で敗れた。以下、日本サッカー協会公式サイトより、監督、選手試合後コメント

●佐々木則夫監督
「(雨上がりの)今日のピッチでは攻撃も守備でも何があるかわからないと、選手たちには言って臨んだ。その結果、韓国のファイト溢れるプレーがゴールをもたらしたのだと思う。日本の攻撃展開も悪くなかったが、精度とツメが甘かったことが悔やまれる。守備については時折韓国が繰り出すカウンターへの対応が遅れてしまった。韓国のファイトは我々より勝っていた」

●DF池田浩美(TASAKI)
「ピッチ条件は相手も同じ。ミスが直接失点につながってしまった。焦らずプレーすれば後半チャンスは来ると思っていたが、3点目をアンラッキーな形で取られ、韓国に引かれてしまった。あそこまで守られたらなかなか点は取れない。振り返ると、チャンスは私たちの方があったと思う」

●MF澤穂希(日テレ)
「ピッチもそうだし、アップも出来ない状態で試合の入り方もよくなかった。3失点とも自分たちのミスから生まれてしまった。特に3失点目は痛かった。返していれば流れも変えることが出来たと思う。試合前は雨の状況から蹴り合いになるかなと思っていたけど途中から意外とつなげるなと感じていた。いつもはセカンドボールを読めるのに、今日は全く読めなかった」

●FW大野忍(日テレ)
「(ボールを)拾えなかったこと、自分たちのサッカーが出来なかったことが要因。かみ合わない部分が多すぎた。次にしっかりと勝ちたい」

<日本女子代表出場メンバー>
▽GK
山郷のぞみ
▽DF
近賀ゆかり
池田浩美
岩清水梓
安藤梢→荒川恵理子(53分)
柳田美幸
▽MF
宮間あや
澤穂希
阪口夢穂
▽FW
大野忍
永里優季→丸山桂里奈(80分)

(文 吉田太郎)

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