第87全国高校サッカー選手権出場チーム紹介
【広島】
広島皆実(HIROSHIMA MINAMI)

【回数】
3年連続8回目

【チーム紹介】
　安定した守備力で全国上位の常連となっている“堅守の皆実”。今年はその攻撃力にも注目だ。司令塔のMF浜田晃を中心に前線には多彩な個人技からゴールを狙うMF谷本泰基と全日本ユース選手権4得点のFW金島悠太、FW玉田耕平とタレント揃い。1年生時からレギュラーのDF松岡祐介主将やGK神舎宏を中心に相手の攻撃を消すだけでない今年の皆実。99年の全国総体に続く全国制覇は射程圏内だ。

【注目選手】
●DF松岡祐介主将(3年) 今年のプリンスリーグ中国MVP。昨年8強敗退の雪辱に燃える主将
●MF浜田晃(3年) 入学時からチームを指揮する司令塔。堅守の皆実にゴールをもたらす
●FW金島悠太(3年) 全日本ユース選手権で3戦連発。得点力を発揮した180cmの点取り屋
●MF谷本泰基(3年) 線は細いものの抜群のテクニックで攻撃を彩る。突破力も十分
●FW玉田耕平(3年) ドリブル突破からのチャンスメイクがウリのアタッカー

【都道府県大会成績】
6勝、18得点2失点
【予選決勝VTR】
　決勝トーナメント2試合で8ゴールをマークしていた瀬戸内との決勝。広島皆実が優勢に試合を進めるものの、瀬戸内も粘り両校無得点で前半終了。だが先制点を奪ったのはやはり、皆実。後半12分、相手ハンドで得たPKをMF浜田晃が決めリードを奪う。さらに26分にはMF谷本泰基のFKからDF松岡祐介主将が頭で2点目のゴール。相手の反撃をGK神舎宏中心に守り2-0で勝った。
[決勝]
2-0 瀬戸内
[広]浜田晃(52分=PK)、松岡祐介(66分)
[準決勝]
0-0(PK4-2) 広島観音
[準々決勝]
6-1 山陽
[広]金島4、玉田、谷本
[2次リーグ第3戦]
1-0 高陽
[広]山室
[2次リーグ第2戦]
7-0 国際学院
[広]玉田、金島3、宮下、秦、山室
[2次リーグ第1戦]
2-1 広島城北
[皆]金島2

【公式戦成績】
[08年度総体]
全国2回戦敗退
[08年度プリンスリーグ]
中国1部優勝
[07年度選手権]
全国8強

【過去の全国大会成績】
[選手権]
7回出場
[総体]
9回出場、優勝1回4強1回
[全日本ユース]
4回出場

(文　吉田太郎)