クラブユースチーム日本一を懸けたJユースカップは23日、準決勝(長居2)が行われた。V川崎ユース時代の96年以来の優勝を目指す東京Vユースと6年ぶりVを狙うG大阪ユースの一戦は、G大阪が4-1で勝利。決勝(27日、長居)はC大阪U-18との関西対決が実現した。

　0-0で後半に突入した試合は13分、G大阪がMF田中裕人のゴールで先制。だが東京Vは1分後にFW真野亮二のゴールで同点に追いついた。それでもG大阪は26分、ゴール前でU-16日本代表MF宇佐美貴史からのパスを受けたFW大塚翔平が右足を振り抜く。するとDFに当たり、高く跳ね上がったボールはそのままゴールへと吸い込まれ、勝ち越し。来季、G大阪のトップチーム昇格が内定している大塚は36分にもゴール。試合終了間際にも1点を加えたG大阪が4-1で勝った。

<試合結果>
東京Vユース 1-4 G大阪ユース
[東]真野亮二(59分)
[G]田中裕人(58分)、大塚翔平2(71分、81分)、関皓平(87分)

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(文　吉田太郎)