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中田ヒデ親善試合、WORLD&JAPAN両チームが合同で公式練習

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 元日本代表の中田英寿氏が呼びかけ人となって開催される親善試合「+1 FOOTBALL MATCH」(7日、日産ス)を翌日に控えた6日、試合会場となる日産スタジアムで公式練習が行われた。WORLD STARSを率いるジョゼ・モウリーニョ監督の発案で、WORLD STARS、JAPAN STARSの両選手が混ざって行った合同練習。所属クラブの事情などにより、参加できなかったJAPAN STARSのGK曽ヶ端準、DF中田浩二、DF秋田豊、WORLD STARSのDFジュリオセザール、MFマティアス・アルメイダ、FWイバン・サモラーノを除く総勢38人の各国の一流選手、かつてのスター選手がともに汗を流した。
 9人または10人が1組になってのボール回し。ハーフコートでのミニゲームと、約1時間に及んだ練習中は選手の笑顔が絶えず、笑い声も響き渡った。ミニゲームでMFエドガー・ダービッツが巧みなフェイントを見せれば、MFセルジーニョが豪快なミドルシュートをゴールに叩き込む。中田のクロスからFWパトリック・エムボマも得点を決めるなど、見どころは満載だった。
 練習後の記者会見で中田は「これだけの選手が集まってくれて、とてもうれしい」と、はるばる海外から駆け付けたかつての戦友たちに感謝。モウリーニョ監督は「今回のゲームにはただのフレンドリーマッチ以上の意味がある。良い選手もたくさんいるし、明日の試合を楽しみにしていてほしい」と話していた。

<写真 両チーム合同で行われた公式練習でモウリーニョ監督(左)と中田英寿が言葉をかわす>

(取材・文 西山紘平)

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