第87全国高校サッカー選手権出場チーム紹介
【石川】
星稜(SEIRYO)

【回数】
10年連続19回目

【チーム紹介】
　新人戦では初戦敗退、総体では8年ぶりに全国大会出場を逃すなど結果を出すことができなかった今世代の星稜。だが、1、2年生の成長でチームは底上げ。名門は選手権予選を無失点で勝ち抜き、大会10連覇を達成した。DF鈴木大輔(現新潟)を中心に全国総体で決勝進出した昨年ほどのスケールの大きさはないが、それでも県大会で発揮した「1点を与えない」強いサッカーで全国でも力を示す。

【注目選手】
●DF福田勝也(3年) 冷静な判断と圧倒的な空中戦の強さを持つ主将
●FW北橋達朗(2年) 決定力不足に悩むチームを県大会で救ったアタッカー。準決勝、決勝で2戦連発
●MF杉宏人(3年) 技術、判断力に優れた中盤の核
●FW長川原悠矢(3年) 名古屋の下部組織出身のストライカー。スピード武器

【都道府県大会成績】
4勝、20得点無失点
【予選決勝VTR】
　石川県工との決勝は前半11分、MF山崎裕平のクロスをFW北橋達朗が頭で合わせ星稜が先制。石川県工はMF宮下のミドルシュートなど反撃するも得点できない。逆にサイドやDF裏のスペースを狙って攻める星稜は後半22分、相手のクリアボールを拾ったDF前島大輝がダメ押しゴールを決め2-0で勝った
[決勝]
2-0 石川県工
[星]北橋達朗(10分)、前島大輝(22分)
[準決勝]
2-0 金沢桜丘
[星]北橋(39分)、内藤(74分)
[準々決勝]
11-0 小松工
[星]岩本2、長川原2、杉2、内藤、濱砂、小寺、山崎、北橋
[2回戦]
5-0 松任
[星]山崎、内藤、長川原、白鳥、水谷
【公式戦成績】
[08年度総体]
県4強
[08年度プリンスリーグ]
北信越2位
[07年度新人戦]
県初戦敗退
[07年度選手権]
全国初戦敗退

【過去の全国大会成績】
[選手権]
18回出場、4強1回
[総体]
18回出場、準優勝1回
[全日本ユース]
7回出場、準優勝1回

(文　吉田太郎)

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