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[選手権]近大和歌山のドリブラー谷口(長崎日大vs近大和歌山)

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[高校サッカー注目選手クローズアップ]

[1.2 第87回全国高校サッカー選手権大会2回戦 長崎日大(長崎)0-1近大和歌山(和歌山) 埼玉]

 近畿大学附属和歌山(和歌山)の値千金のPKを決めた右MF谷口総康(3年)。
 この日は得点だけでなく、右サイドからスピード溢れるドリブルで、何度も長崎日大の左サイドを突いていた。
 また、後半21分には彼がボールキープをしてタメを作ると、右SBのDF武田大地(3年)がタッチライン際を疾走し、武田からパスを受け、クロスを供給。ニアでFW土橋克哉(3年)がそれに合わせたが、シュートは惜しくも枠外へ。だがこの一連の攻撃は迫力があった。
 
 近大和歌山の攻撃の生命線はサイドの出来にある。滝川第二(兵庫)との3回戦で、この日以上に谷口が活躍し、サイドのイニシアチブを握り続けることができれば、初のベスト8への道が開けてくるだろう。

(取材・文 小林智明)

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