韓国で開催中のU-17W杯は5日、準決勝のスペイン対ガーナが行われた。

　前半互いに好機を迎えながら無得点に終わったこの試合は終盤にゲームが動く。67分、左サイドからの折り返しをアキーノがPA内中央で決めてスペインが待望の先制弾。しかし80分には後方からのスルーパスに反応して飛び出したガーナのアダムズがゴールを決めて1-1。このまま90分で決着がつかず延長戦に入ったゲームに終止符を打ったのは、バルセロナ(スペイン)に席を置くボージャンの右足だった。116分、右サイドほぼゴールライン上からのFKのボールを、ボージャンがノートラップで打ったシュートが決まってスペインが勝ち越し。試合はこのまま終了し、スペインが決勝進出を決めた。
　ただし決勝点をあげたボージャンは終了間際の120分に2枚目のイエローカードを受けて退場。スペインは、決勝戦をエース抜きでの戦いを強いられることとなった。

　準決勝の残る1試合は6日、ナイジェリア対ドイツで行われる。

<写真説明>延長戦を制したスペインチーム

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