韓国で開催中のU-17W杯は6日、準決勝第2試合のナイジェリア対ドイツの一戦が行われた。

　1時間前にやんだ雨の影響でなめらかになったピッチのうえで主導権を握ったのはドイツだった。しかし、前半10分、優勝候補のナイジェリアが先制点を決める。前半10分、CKからのこぼれ球をナイジェリアの選手がミドルシュート。ドイツGKがキャッチしきれずこぼしたボールをストライカーのクリサントゥスが押し込んでナイジェリアが先制した。16分にはキャプテンのハルナが故障で交代するが、続く18分にアルファが20m超のミドルシュートを決めてナイジェリアが2-0とリード。その後ナイジェリアは幾度か好機を掴むが、ドイツGKボラスが防ぐ。
　そしてドイツは33分にクロースが1点を返し後半へ。後半もボール支配率はドイツに軍配が上がるがナイジェリアゴールをこじ開けることが出来ず、逆に後半ロスタイムにアキンソラにダメ押し点を決められ万事休す。結局3-1でナイジェリアが勝利し、決勝進出を決めた。

　決勝は9月9日、スペイン対ナイジェリアで行われる。3位決定戦はガーナ対ドイツとなった。

<写真説明>先制点を決めて喜ぶクリサントゥス(背番号9)

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