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ナイキがまったく新しい『ファントム』を発表!! 最新機能でより高精度なプレーを

22/12/9 19:00 【スパイク一覧】 PR

　ナイキは9日、正確なボールコントロールを追求するプレイヤーに向けたスパイク「ファントム」シリーズの最新モデル『ファントム(PHANTOM)GX』を発表した。

　大幅にアップデートされた本作『ファントム GX』は16日よりナイキオンラインショップ及び一部専門店にて販売を開始する予定だ。

指紋から着想を得たグリップニットアッパー

　指紋から着想を得たグリップニットのアッパーは、グリップ性と柔軟性に加えて、鋭いボールコントロールを可能にする触感も実現した。グリップ感とキレの良いボールコンタクトを両立させて最適なパフォーマンスを実現するために、ナイキはナイキグリップニットに粘着性を持つ糸を組み合わせ、スパイクとボールが接触する部分の感触を最適化し、アスリートたちの精度の高いプレーをサポートする一足を完成させた。

　さらに、新しいナイキグリップニットヤーン(糸)はアスリートの足を悪天候から守り、どんなピッチでも一貫したパフォーマンスが発揮できるように、最新の天候対応機能を取り入れた。他のフットボールスパイクでは、アッパー素材の上にコーティングをかけることで悪天候に対応するが、ナイキグリップニットヤーンはそれ自体が溶けてコーティングとなっているため、余分な追加コーティングの必要なくニットが濡れるのを防ぎ、結果としてブーツの軽量化も実現している。ロンドンのどんよりした日にも、ブラジルの灼熱の中でも、様々な環境において一貫したタッチとパフォーマンスを提供する。

これまでのナイキラインナップの中で最も多様な13本のスタッドを使用

　新しくなった汎用性の高いスタッドのパターンは、プレー中の素早い動きの中にも優れたトラクションと反発性を提供する。アジリティプレートにはこれまでのナイキのラインナップの中で一番多様なスタッドを採用しており、三角の星型5本を含む計13本のスタッドを用いている。

限定ヒールカウンターを一般向けエリートブーツに初採用

　グリップニットは、新しいフィットシステムとしても重要な役割を果たしている。履き口からかかとのデザインを左右非対称の構造にすることで足とブーツの擦れを抑え、かかとの継ぎ目がアキレス腱に触ることがないためブーツの慣らしもより楽に。さらに、ファントムGXでは、これまでナイキ契約アスリート向けのブーツのみに採用されていたヒールカウンターを、一般向けのエリートブーツに初めて採用した。このヒールカウンターには窪みが付いており、足の安定感やブーツの構造に妥協することなく、足とブーツの一体感と快適さを高めている。このダイナミックフィットモデルでは、かつてナイキファントムヴィジョン1と2のモデルに採用したシューレースにカバーをつけたゴーストレースを再度取り入れて、グリップニットヤーンと連携の取れた薄いアッパーを構成し、クリーンなボールストライク面を提供する。