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ハナッピ・シュタディオン(ラピド・ウィーン関連スタジアム)

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Vol.35「あと1つ(6月19日)」

チャリこぎスタジアムの表です。6月19日分の記録です。

 目が覚めたら4時25分。何!! 
 5時の電車に間に合わない。一瞬7時の電車でいいと思いかけましたが、自分がつらくなるだけだと言い聞かせ、飛び起きました。宿から駅まで迷わなければ10分、自転車梱包に15分、うまくやれば乗れるかも。

 慌てていても、最低限必要なものは持っていかなくてはならないので、確認だけして自転車に飛び乗りました。駅で自転車を梱包。出発の10分前。間に合うものだなあ・・・。朝ごはん買う余裕すらあった。

 ウィーンに行く間はほぼ完眠。電車は9時46分、ウィーン西駅に着きました。それでは未走区間:ウィーン~メルクを走ります。
 さて、実はインスブルックに戻ることを考えると、あんまり時間がないのです。メルクからは直接インスブルックに行く電車はなく、少しウィーン寄りのSt.Poltenという街まで戻らなくてはなりません。
 その電車で15時37分発を逃すと、インスに戻るのが22時過ぎ、つまり決勝トーナメント:ポルトガルvsドイツを見られなくなってしまうのです。
 およそ6時間で100km。可能ですが、アップダウンが多かったりすると微妙になってきます。

 ということでウィーンはほとんど観光せずにすぐに出発しました。1号線と合流する辺りでラピド・ウィーンの関連スタジアム前を通りました。ここでもパブリックビューイングをやるようです。

 1号線は、ウィーンを抜けた後少しだけアルプスの東の端を通ります。若干ののぼりの後長い下りが始まりました。これを逆に走る場合のことを考えるとぞっとします。
 そしてアルプスを北側へ抜けると、少し向かい風がありますが。1号線は走りやすい道に変わりました。

 途中の大きな街St.Poltenに着いたのが14時前。こちらも観光しないで20km強先のメルクまで大急ぎでこぎました。メルク到着が15時23分。これでオーストリアの未走区間を埋めることができました。
 間に合った、と油断していたら、メルクの街で駅の位置が分かりません。道行く人に走りながら聞きまくって、駅へ。6分の差で電車をゲット。インスブルック行きの電車が出るSt.Poltenへ移動して乗り換えです。

 自転車を梱包していたら、興味を持ったおじさんが話しかけてきました。彼と私の向かう方向が一緒だったので、電車の中で長いおしゃべりが始まりました。
 この方は若い頃から世界を旅されていて、娘さんがスウェーデンでスポーツ医学を勉強されているそうです。自転車に関する様々な情報をいただきました。また、車内中の人にチャリこぎスタジアムEURO編を宣伝してくれていました。でも、EUROに関する情報はあまり得られなかったなあ。

 20時過ぎにインスブルック到着。宿に帰ってポルトガル対ドイツのゲームを見ました。
 
 今日(19日)は、未走区間を埋めるのに1日費やしてしまいましたが、これで晴れて言えます。あと1つ!残すはバーゼルです。 
 
 明日からは、オーストリア編とスイス編の行程を結合する旅になります。
 まずは、明日(20日)、アルプス越えにチャレンジしドイツに抜けます。明後日以降、オーストリアの西の端→リヒテンシュタイン→チューリヒとつないで(これで両行程の結合完了)、最後にバーゼルに向かいます。

今日の走行距離:96km
通算走行距離:1298km

※本コラムは毎日更新予定です。感想をこちらまでお寄せください。

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