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慶應義塾大ソッカー部主将戦記

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地方出身部員のコンセンサス

5月10日は、母の日ですね。その前日(5/9)に試合観戦に訪れた母親に是非勝利を、是非ゴールを、と思っていましたが、残念ながら第6節筑波大学戦は0-0のスコアレスドローに終わりました。

慶応大学ソッカー部には、地方出身者が多くいます。大阪、群馬、香川、愛媛、、、筆者の故郷である静岡は最多の8名もおり、寮に入っている選手も一部いますが、基本的には、アパートの借家で一人暮らしをする部員が殆どです。
高校時代から親元を離れる選手も最近では多いのかもしれませんが、大学生になって一人暮らしを始め、一番大きな違いは、炊事洗濯から、食事やコンディション管理も全て“自分で考え”“自分で行う”ということでした。疲れ果てて帰ってきても汚れたユニホームを洗ってくれる親はいません。
当たり前といえば当たり前のことですし、大学生なんだから自立しないでどうする?という指摘もご尤もですが、18歳で親元を離れ、始めて知る「親のありがたみ」だったと思います。
この日も気温30度の暑い中、静岡から両親が試合観戦に来てくれて、アパートに帰宅し、空っぽだった冷蔵庫におかずが溢れているのを見ると、自分のサッカーに対しても凄く応援してくれているんだなぁと実感できるものでした。ありがとう。

 ちなみに母の日のプレゼントは、ソッカー部員の間では、「花」が一番人気のようです。「メール」という意見も多かったですね。ただやっぱり、試合で活躍する姿を見せてあげるのが、皆の本望。5月13日には、第7戦の中央大学戦が控えています。遅めですが、次こそプレゼントをあげられるように頑張りたいと思います。

余談ですが、「葉 祥明」さんの「母親というものは」を紹介します。

母親というものは
無欲なものです
我が子がどんなに偉くなるよりも
どんなにお金持ちになるよりも
毎日元気でいてくれることを心の底から願います
どんな高価な贈り物より
我が子の優しいひと言で
十分過ぎるほど幸せになれる
母親というものは
実に本当に無欲なものです
だから
母親を泣かすのは
この世で一番いけないことです

※本コラムは不定期更新です。このコラムの感想をこちらまでお寄せください。

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