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阪南大サッカー部「須和部ノート」

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Last Column

“ゲキサカ”のコラム一覧に「須和部ノート…日々サッカー学習中」とあります。
《日々学習》というのは口で言う程簡単なものではなく、それだけ大切なこと。私自身そうありたいと強く思っています。

初投稿のコラムで将来は指導者になりたいと書きました。
まだそのキャリアもスタートしていない私が偉そうに語ることは出来ませんが、指導する側がされる側よりも“優れた何か”を持っているからこそソノ関係が成り立つ。そう僅か十数年ではありますが、今までの選手生活を通じ感じています。
その“何か”とはサッカーであれば、その知識は勿論、判断力やリーダーシップ、人間性など。項目を数えれば限りがなく、それらがあるからこそ両者の間に“信頼”が生まれます。
指導に関わらず人間関係において信頼とは最も大切なものです。

私は1つの意識の基で生活するよう心掛けています。
それは「全てが勉強」ということ。
サッカーのトレーニングや試合分析の時間は言うまでもなく読書も、大学生活も、食事や散歩までも視点を少し変えるだけでそこには何かヒントが必ず存在します。

同じ経験、出来事があった2人がいてひとりは何かを得ようと努め、もう片方は何気なく過ごすとしたら。
その瞬間では目に見えないかもしれないけど、積み重なっていくうちに2人には大きな差が生じます。
特に私のような凡人が指導者なり非凡な才能を持つ選手(人間)と接し、育成するにはこういった努力を今からしていくべきだと信じています。

このコラムもまた僕にとって学ぶことが多い素晴らしい機会の1つでした。
「須和部はいいな。俺も書きたいよ。」そう多くの人に言われたように、誰もが出来る訳ではない貴重な経験でした。
チャンスを与えてくれたゲキサカ関係者の方々、そして1度でも読んでくれた閲覧者の方々に心から感謝します。

ありがとうございました。


(完)
※本コラムへのご感想はこちらまで。

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