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阪南大サッカー部「須和部ノート」

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敗退はピンチか。チャンスか。

 阪南大学は関西選手権1回戦で大阪体育大学と対戦し、延長戦の末1-2で敗れました。これにより3つの全国大会のうち総理大臣杯、天皇杯への出場を逃したことになります。

 多くのモノを失ったことは間違いありません。勝ち進んだ場合を考えれば、公式戦の十数試合がそこに存在したはずの“可能性”と共に消え去りました。リーグ戦で結果が出ている状況でこの現実は「夢であってくれ…」と思ってしまうほど、受け入れ難いものです。

 しかし今我々がやらなければいけないのは、言うまでもなく悲嘆に暮れることではありません。「把握すること―」。一人ひとりが敗戦とともに、内容を分析し、何が良く何が悪かったのかを。それを受け入れる。そこから逃げないこと。この敗戦が事実ならば、リーグ戦で首位に立つこともまた事実です。チャンピオンになり残された唯一の全国大会インカレに必ず出場し、阪南のサッカーを表現しなければいけません。

 確かに失ったものは多いのかもしれません。しかしそれ以上に大きなもの得ることが出来ればそれは可能です。

 長い夏に挑んでいきます。来年国立のピッチ上で「あの時負けたから」と笑顔で話すために。

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