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阪南大サッカー部「須和部ノート」

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 関西選手権決勝―同志社大学対大阪体育大学の試合が長居スタジアムで行われました。関西リーグに所属する全ての学生、またその友達や家族など多くの人たちが観戦に訪れ会場は熱気に包まれました。両チームの選手は勿論、スタンドの応援団もがひとつになり死力を尽くした熱い闘いは2-0、同志社大学の優勝で幕を閉じました。

 阪南大が座った場所は同志社の応援席の隣。ゴールを決めた杉山和毅(3回、清水商業)が雄叫びを上げながらこちらに走ってくるその姿を見て、我々は再び思い出さなければなりません。2週間前に大体大の選手が我々に勝利し歓喜する姿を。その時の悔しさを。

 あの敗戦後、私たちは練習から主将の井手口正昭(4回、東福岡)を中心に常に自身に問いながら進もうとしています。「これでホンモノが築けるのか?」と。しかし、人間とは弱い生き物で、どんなに苦い経験をしても時間が経つことでその記憶や感情は少しずつ薄れてしまいます。だからこそ、リーグ戦の再開を1週間後に控えたこのタイミングで確認しなければなりません。冬は私たちが勝利の雄叫びを上げるために。

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