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流通経済大サッカー部日記「たつのこ日和」

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死闘、制す 前編

 土日と総理大臣杯関東代表決定戦がありました。土曜日は東京学芸大学と試合を行い延長戦まで行った末に2-1で勝利。勝利したことで日曜日の早稲田大学戦へと望みを繋ぎました。

 そして日曜日の11:30、総理大臣杯出場を賭けた大一番の試合が始まりました。日中でひどく暑い中、ピッチでも熱い戦いが繰り広げられるも両者得点が入らず中々試合は動きません。流経は相手のパスカットから良いチャンスを何度か作るもオフェンス陣の縦への意識が薄く、サイドにパスをしては自ら決定機のチャンスすら失う展開に。このまま0-0で折り返すかと思われた前半ロスタイム。ラストワンプレーと思われる早稲田のFKが入ってしまい、まさかの0-1で前半が終了。ロッカールームに戻ることなく、ピッチ脇で行われたミーティングでは「もう思い切ってやるしかない」と中野監督が選手達に喝を入れます。

 後半に入ると、7分、13分と早い時間帯に交代カードを切ることでピッチに変化を与えるも、期待する得点は中々入りません。失点だけしないだけまだ良いのかとも思えなくなってきた試合終了5分前。キャプテンの武藤が自らドリブルで持ち込んで同点弾をあげます。点が入った瞬間にどこからともなく湧き上がる大きな声援、ピッチの選手達全員が一目散にベンチに向かい、まるで試合に勝ったかのような盛り上がり様。そして残りの5分、さらにロスタイム、両者追加点を奪うため必死に奔走しましたが、結局1-1のまま90分が終了。延長戦へと突入しました。

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