南アフリカの車窓から
日本代表の歴史的勝利から一夜明け、今日はプレトリアまで「チリVSスペイン」の試合を取材しに行ってきました。
決戦の地ラステンバーグから一度ヨハネスブルクに戻り、そこで車を乗り換えプレトリアまで片道4時間ほどの車の旅です。
今日はゲキサカ特派員である僕と記者の西山君の他に、お世話になっているライターさんとカメラマンさんも同乗して4人での移動でした。
何かトラブルに巻き込まれた時のことも考えて、なるべく多い人数で移動するようにしています。それとは別に、移動の経費がかなりかかるので、それを軽減させるためという理由もあるのですが。
今日の写真はそのときにタクシーの助手席から撮影した一枚です。
ヨハネスブルクの街中は立派なビルが立ち並ぶ近代都市ですが、少し車を走らせて郊外へ繰り出すと「ここはアフリカなんだな~」とあらためて思うような、何もない土地がただただ広がっています。
ご覧の通り、ずーっと向こうまで一本道というような道路も珍しくありません。ところどころに町があり、町と町のあいだはだいたい写真のような景色が続きます。
何か違う景色が撮影できるかもしれないと、ずっと助手席でカメラを持って車窓を眺めていましたがほとんど変わりませんでした(笑)
そうこうしているうちにヨハネスブルク近郊まで来てしまい、移動中にちゃんと後ろで寝ていた3人が少しうらやましかったです。
(文・写真 渡部薫)