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阪南大サッカー部「須和部ノート」

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W杯!!

 梅雨の季節― 例年空模様と同様に気分も曇りがちですが、今年は“世界最高の祭典”のおかげでハッピーな日々を過ごしているのではないでしょうか。戦術的な視点で観ている人、メッシの足技に感心している人、美人の観客を探している人…。W杯の楽しみ方は実に豊富です。

 ちなみに私は試合を観る際に常に意識しているポイントが1つあります。それは「前に進む力」です。随分と抽象的な言い方になってしまいましたが、例えばボランチがボールを受けた際にトラップで前を向くのか、或は後ろに下げるのか。このプレーもその1つです。当然試合の展開や状況に応じて優先順位は変化します。その次の展開で縦パスを通すためのバックパスもあるので一重に否定をすることはできません。

 しかし前を向くことが可能なポジショニングを取ること。そして必要なタイミングで適切なトラップをすること、ダイレクトで狙うこと。その選択肢を常に持つのは非常に大切です。
 そんなことに注目しているとポジショニング、トラップ、パスのコースや距離、全てのプレーにおいて1mが。もっと言えば50cmの違いがプレーの幅を広げ、そして勝負を分けるということに気付きます。「神は細部に宿る」という言葉がありますが、まさにその通り。個人的なプレーだけではなく、集団として意識やアイディアを共有できるかが大切です。

 みなさんはどんな観方をしていますか。いずれにしてもこれから始まる決勝Tでは更にハイレベルな闘いが繰り広げられることに間違いありません。睡眠不足に注意しつつも存分に楽しみましょう!

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