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阪南大サッカー部「須和部ノート」

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結果

 全身全霊を尽くした日本代表に多くの国民が励まされ、勇気をもらいました。

 南アフリカへ旅立つ前のチームに対する期待度は最悪でした。スタンドには「岡ちゃん頼むから辞めてくれ」などという批判的な言葉も多く見受けられました。しかし初戦の勝利を期に一変、メディアは挙って代表チームを取り上げ、監督を批判する声は皆無となりました。

 今回私が感じたのは結果の持つ意味そして力です。もし3戦全敗に終わっていればどういう状況になっていたかは想像するに難くありません。選手の起用法にも、戦術にも懐疑的な視線が向けられ、岡田監督は失格者の烙印を押されていたかもしれません。「正しいことをしていても結果を出さなければ評価はされず、その人の持つ影響力も半減します。」これは厳しい現実でもあると思うのです。
 結果は直接的にその人物への信頼度に関与してきます。ヒトがヒトから影響を受けるかどうかは、その人を信頼しているか、認めているどうかが最大のポイントではないでしょうか。だからこそ結果に拘る必要があると私は感じたのです。

 しかし正しいことを続けなければ結果が出ないこともまた事実であり、奇しくも私は大きな影響を与えてくれる全ての方々の人間としての部分に非常に魅せられているのです。

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