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南アフリカW杯今日の1枚

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つかの間の休日

ケープタウンと言えば世界的な観光地ですが、その中でも観光客は誰もが訪れるという喜望峰まで行ってきました。

喜望峰といえば、大航海時代の1497年にバスコ・ダ・ガマがこの岬を通ってインドへの航路を開いたことで有名ですよね。

世界的に有名な場所なのですごく混んでいて、途中交通規制があるほどでした。
天気も良く、W杯の試合がない日だということもあって、サポーターや取材陣も沢山訪れているのが原因のようです。

交通規制を抜けて喜望峰までもう少しという場所で出迎えてくれたのが、野生のダチョウ達です。

同じような色の木が沢山生えているので初めは気づかなかったのですが、何かが動いているのでジッと目を凝らしてみると彼らが悠々と歩いていました。
野生のダチョウがこんなところにいるとは思わなかったので、一緒に行った仲間達も大興奮でした。

普通、野生の動物は人間を警戒するものですが彼らにとってはすでに日常の出来事なのでしょう、僕らと1メートルほどしか離れていないのに何も気に留めず悠々と歩く姿が妙にカッコ良かったです。僕も普段からあれくらい堂々としたいと思うほどでした。

そんな大自然の懐の深さと触れ合いつつ、500年前の大航海時代に思いを馳せるのはなかなか贅沢な時間でした。
明日からまたW杯の取材で忙しくなるので、ほんのひと時の休息でしたが充実した時間を過ごせて良かったです。

W杯も残りわずかですが、ゲキサカは決勝までちゃんと現地取材しますので、是非最後まで注目してください!

(文・写真 渡部薫)

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