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[7月6日25時@ケープタウン]

　南米勢で唯一ベスト4に残っていたウルグアイが、とうとう姿を消しました。けれども、最後までオランダを苦しめながら散っていった様は、美しくもありましたね。

　古豪復活の立役者は、ビューティフルゴール連発のFWフォルランでした。守備力で勝ち上がるには、彼のように、独力で局面を打開できるストライカーが必要なんだとあらためて思ったものです。

　フォルランの“別名”は『セクシー王子』。今大会では自重していたようですが、クラブではゴールを決めるとユニホームを脱ぎ、自慢の筋肉美を惜しげもなく披露することが多々あります。マンチェスター・ユナイテッド時代には脱いだユニホームを着られず、上半身裸のままプレーを続行したこともありました。

　ここまで書けば、長友佑都との共通項はもう分かりますよね。そうです、筋肉美です。

　でも、それだけではありません。

　フォルランには美人のお姉さんが2人います。上の姉のアレハンドラさんは、フォルランが12歳のときに交通事故で脊椎を損傷して半身不随になってしまいましたが、昨年、交通事故の犠牲者を支援する財団を設立するなど、美しく、アクティブに活動しています。

　フォルランがプロサッカー選手になったきっかけは、アレハンドラさんの治療費を稼ぐためでした。今も姉弟3人はとても仲がよく、今回のワールドカップ直前にも3ショットの写真が公開されていました。

　そして、美人のお姉さんといえば、やはり長友でしょう。お姉さんの麻歩さんは、日本代表の4試合をすべて現地で応援。サムライブルーの勝利の女神とも呼ばれていましたね。一度取材させていただきましたが、とってもフレンドリーで優しいお姉さんでした。

　さて、美しすぎる姉を持つフォルラン。31歳とベテランの域に達していますが、サッカーでもセクシーさでも、まだまだ活躍してくれそうです。
(文・矢内由美子)