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阪南大サッカー部「須和部ノート」

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魅力のある人は

 阪南大学は7月12日から22日まで一時トレーニングをオフとし、選手たちは各々貴重な時間を活用しています。

 迫りくるレポート提出期限や試験に備えながらも選手は数ヵ月ぶりの地元で一時の休息を楽しんだり、或は大阪に残ってグラウンドに通い自主練習に励んだり。これから始まる「勝負の夏」を前に心身ともにリカバリーしています。

 今回は私が常日頃から心掛けている1つのことを書きたいと思います。それは“サッカーマンである前に人間である”ということです。このコラムを読んでいただいている方には「お前が言うな!」と突っ込まれてしまうかもしれませんが…(笑)

 私はフットボールが好きです。生涯を通し関わり続け、少しでも高いレベルに行きたい。サッカーを知りたいと切に思いますが、それ以上にサッカーしか知らない人間にはなりたくないと思うのです。私たちはサッカーマンである前に一人の人間なのです。

 サッカー界で優れた地位にいたとしても、教養を欠く人間に魅力はあるのでしょうか。少なくとも私は感じません。逆に私が魅了される方は人間としても尊敬できる方ばかり。だからこそ、私は幅広い知識を得るよう努力しています。例えば社会状勢や政治、環境問題、礼儀作法…。知るべきことは無限です。一流の人間になって初めて一流の指導者になれる。その考えを基盤に進んでいきたいです。

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