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静岡学園サッカー部日記 by 大島僚太

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「勝ちたい」という気持ちが出た
by 大島僚太

 静岡学園は高円宮杯のジェフユース戦を2-1で勝ち、決勝トーナメント進出を決めることができました。チームが調子いいというのは感じています。

 ジェフ戦は前半、自分のミスで失点していたので自分で取り戻さなければ、と考えていましたが、今の静学は失点しても慌てることがないです。パスを回して崩すことを狙って、そのとおりの静学らしい攻撃で逆転することができました。退場者が出て10人になっても、しっかり守備から攻撃しようという気持ちが全員にありました。常にカウンターを狙っていたし、みんなよく走っていた。

 ジェフ戦では2年生のFWに「走れないなら代われ!」と叫んでしまいました。彼が怪我をおして出場しているのは分かっていました。でも1人少ない状況でこういうときに1人でもサボったらやられてしまう。普段自分はこういう言葉を出すことはなかったんですけど、「勝ちたい」という気持ちが表に出てしまったんだと思います。ジェフ戦で悔しい思いをした奴らは、次の試合で必ず頑張ってくれると思っています。

 ここまで、いい形で2試合逆転勝ちをすることができました。夏の期間に何試合もやっていたことが自信になっています。後半走り負けないし、自分たちのサッカーをやればこれからも負けることはないと思っています。

 静学は18日に立正大淞南高校と対戦します。もう決勝トーナメントへ進出することは決まっていますが、自分たちはグループ1位を狙いにいきます。出場停止の選手がいますし、けが人は出られないかもしれません。でも1位になれば、決勝トーナメント1回戦はまた慣れている藤枝でみんなに応援に来てもらえる。絶対に勝って1位でグループリーグを抜けたいです。

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