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阪南大サッカー部「須和部ノート」

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デンソーカップ

 3月4日(金)~3月6日(日)第25回デンソーカップチャレンジサッカー大会が、大阪のJ-GREEN堺で行われました。全日本大学選抜と各地域の計8つの選抜チームがトーナメント方式で激突するこの大会は、言うまでもなく大学というカテゴリーに所属するトップレベルの選手や指導者が一同に集結するわけであり、私も非常に濃い時間を過ごすことができました。

 一度関東A選抜のベンチ裏で試合を観ることができたのですが、神川明彦監督(明治大学監督)の存在感は本当に衝撃的でした。詳細を文字で表現できないことがもどかしいのですが、その言葉に私は凄まじい“力”を感じました。選手に与える戦術的な指示も、精神的な言葉も、ソレは伝えるタイミングや、内容、方法によってチームや選手に与える影響は大きく異なるはずです。その時のチームや選手の状況を的確に捉え、判断をすることができなければ、言葉は何の力も持たないと私は思っています。

 神川監督が見ていた世界の、数%しか私には見えていなかったと思います。しかし、その言葉に強烈な力を感じ圧倒されたこの経験は私の糧となります。

 指導者として大切なことは、サッカーの知識は勿論、それを伝える能力なのだと改めて感じました。私は恵まれていて、傍には須佐監督やソンギさんがいます。「どこを観ているか」と同時に、いつ、どのよううに伝えるのかに対して、「なぜそうしたのか?」についてより追求し、盗めるようにしていきたいと思います。

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