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　死亡者7197名、不明者1万905名〈19日正午〉。残酷で深い爪痕を残した東日本大震災。犠牲者にお悔やみと負傷者、被災者にお見舞いいたします。
　正直なところメディアを通じて、被災者の悲痛な叫び声や崩壊した街並みを目の当たりにすると「懸命な人命救助や被災地支援活動が行われている中、僕は暢気にサッカーなんてやっていていいのか。」と疑問を抱くことがありました。
　しかしそうではないと今は確信しています。日本が危機的状況下であるからこそ私たちは顔を上げる必要があります。実際に大切な家族や住まいを失った被災者たちは必死に立ちあがろうとしています。前に進もうとしています。幸いにも大きな被害を受けなかった地域の人々が下を向いていてはいけないのです。
　Jリーグやプロ野球、プロゴルフなど大会や、全国各地の祭りや行事の中止や延期の決定が下されています。その決断が正しいかどうかは私には分かりませんし、評価する立場ありません。しかし必要以上に悲観視し、沈滞してもポジティブな現象は起きないでしょう。
　微々たる募金と節電。そして前向きに生きること。一般人に可能な支援は精々これぐらいかもしれません。しかし1人ひとりが意識を変えることで必ず世界は変わるはずです。