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逆転GL突破を目指すG大阪 FW宇佐美「諦めずやっていきたい」

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[3.18 ACLグループリーグ第3節 G大阪1-1ブリーラム・U]

 2008年以来のアジア制覇を目指すガンバ大阪だが、開幕2連敗でグループFの最下位に沈んでいた。同グループ首位のブリーラム・ユナイテッドをホームに迎えた18日の一戦も、1-1の引き分けに終わっている。

 FW宇佐美貴史は前半だけで4本のシュートを放ち、前半39分のシュートはMF阿部浩之のゴールにつながった。しかし、欲していた勝ち点3をつかむことができずに、ミックスゾーンでは不機嫌だった。

 チームの課題について聞かれると「決定力だと思う」と即答。そして「個の部分までは行っているので、最後に決める部分になると思います」と続けた。

 それでも希望は捨てていない。3試合を終えて、各クラブと一度は対戦した。1分2敗という結果だが、「全部自分たちのこと。相手に勝られているということではない。自分たちで相手に勝っていかないといけない」と、決して相手との間に大きな力の差があるわけではないと強調する。ACLの次節は4月7日。昨シーズンの3冠王者が、こんなところで終わるわけにはいかない。残り3試合に向けて「諦めずやっていきたいと思います」と短く答えた宇佐美は、誰よりも強くそう思っているはずだ。

(取材・文 河合拓)
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