ガンバ大阪は20日、韓国・ソウルでFCソウルとのACL決勝トーナメント1回戦第1戦を戦う。試合前日会見には長谷川健太監督とMF遠藤保仁が出席。公式サイトによると、長谷川監督は「アウェーですが、勝ち点数3をしっかりと持って帰れるように、勝利を目指して戦いたい」と力を込めた。

　最終的に3チームが同勝ち点で並ぶグループリーグを首位で勝ち上がって、決勝トーナメント進出を決めたG大阪。終盤3試合を3連勝で飾り、逆転でグループ1位突破を果たしたが、同組の韓国勢、城南FCとは1勝1敗。特に敵地では0-2と完敗を喫していた。

　長谷川監督は「城南戦で韓国人選手の球際だとか厳しさは十分経験をしました。特にアウェー戦では非常に彼らの闘志や球際の強さという部分で苦戦しました」とコメント。ただ「明日はソウルのホームですが、その部分は十分、選手も経験し、理解もしていると思ってますから、明日うちの選手もそういう闘志をしっかりとみせて戦ってくれるんじゃないか」と、現在のチーム状態に自信を見せた。

　遠藤も「勝ち点3をとるために、今持っているものを全て出して、第2戦にいい形で繋げていければと思っています」とコメント。「ガンバとして2度目のチャンピオンを獲得するためにスタッフ、選手一丸となっていい結果を出せるように臨んでいきたいと思っています」と闘志を燃やした。

　19日の試合では、同じく日本勢として勝ち上がった柏が、敵地で水原三星に3-2で勝利。8強へ向け、大きく前進した。G大阪としてもこの勢いに乗りたいところ。キックオフは19時30分だ。

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