beacon

宮吉が移籍後初ゴール!広島連勝でF組は三つ巴に

このエントリーをはてなブックマークに追加

[4.5 ACLグループリーグ第4節 ブリーラム・U0-2広島 ブリーラム]

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)は5日、グループリーグ第4節を行い、F組のサンフレッチェ広島は敵地でブリーラム・ユナイテッド(タイ)と対戦し、2-0で勝った。

 広島は1日のJ1仙台戦(3-0)から先発4人を変更。MF清水航平、MF丸谷拓也、MF宮吉拓実のほか、FW佐藤寿人もスタメンに名を連ね、エースが負傷交代した3月12日のJ1湘南戦(2-2)以来、公式戦4試合ぶりの復帰を果たした。

 2連敗スタートも前節、ホームでブリーラムを3-0で下し、今大会初勝利を挙げた広島。最下位に沈むブリーラム相手に連勝を目指し、気温30度を超える敵地に乗り込んだ。高温多湿の過酷な環境の中、前半45分、佐藤の絶妙なスルーパスに抜け出した宮吉がGKとの1対1から右足でゴール左隅に流し込み、先制点。今季、京都から完全移籍で加入した宮吉の移籍後公式戦初ゴールでリードを奪った。

 後半12分にはMF青山敏弘から縦パスを受けたMF茶島雄介が左足でシュートを打ったが、GKの正面。同14分に佐藤に代えてFW皆川佑介、同26分には宮吉に代えてMF柴崎晃誠を投入し、勝負を決める2点目を狙った。しかし、直後の皆川のシュートは左ポストを直撃。同40分には皆川のポストプレーから茶島が決定機を迎えたが、シュートは枠を捉え切れなかった。

 なかなか追加点を奪えずにいたが広島だが、後半42分、丸谷からの縦パスを皆川がワンタッチで流し、柴崎がゴール前に抜け出すと、GKとの1対1から冷静にゴールネットを揺らし、2-0と勝利を決定づけた。後半45分には青山に代わって2月27日のJ1開幕戦・川崎F戦以来の復帰となるMF森崎和幸がピッチに入り、タイムアップを迎えた。

 広島は2連敗後の2連勝で勝ち点6。FCソウル対山東魯能の一戦がスコアレスドローに終わったため、首位ソウルが勝ち点10、2位山東魯能が勝ち点7で続き、1差で広島が3位に付けている。4連敗のブリーラムはグループリーグ敗退が決まった。

●ACL2016特設ページ

TOP