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FC東京が首位浮上!! “爆買い”江蘇蘇寧を森重2発で粉砕

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[4.6 ACLグループリーグ第4節 江蘇蘇寧 1-2 FC東京]

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループリーグ第5節が6日に行われ、グループEではFC東京江蘇蘇寧(中国)のホームに乗り込んだ。前半を1-1で折り返した試合は、後半38分にDF森重真人が決勝点を奪ったFC東京が2-1の勝利を収めた。グループ首位に浮上したF東京は4月20日に行われる第5節で全北現代(韓国)とホームで対戦する。

 FC東京のホームで行われた第3節での対戦はスコアレスドローに終わり、1勝1分1敗で勝ち点4のFC東京は3位、1勝2分で勝ち点5の江蘇蘇寧は2位につける。キックオフ前に勝ち点6で首位につける全北現代がビン・ズオンに敗れたため、この試合に勝利したチームは首位に浮上する好機を迎えた。

 今冬に約125億円を投入して大型補強を敢行した江蘇蘇寧は、出場停止明けのブラジル代表MFラミレスが先発復帰。序盤は江蘇蘇寧に押し込まれる展開となったFC東京だったが徐々にリズムを生み出すと、前半30分に江蘇蘇寧ゴールをこじ開ける。DF小川諒也が送ったCKの流れからMF米本拓司が放ったシュートは相手DFにブロックされたものの、こぼれ球をDF森重真人が右足で蹴り込んでスコアを1-0とした。

 しかし、同32分に自陣PA内でMF橋本拳人がラミレスを倒したとしてPKを献上すると、FWジョーに沈められて試合を振り出しに戻される。さらに同39分にはカウンターから危機を迎えるも、FWアレックス・テイシェイラのシュートに対して好反応を見せたGK秋元陽太がストップして勝ち越し点を許さなかった。

 1-1のまま後半を迎えると、後半15分にはラミレスの突破を止めた森重が警告を受け、累積警告で次節の全北現代戦は出場停止となってしまう。するとFC東京は同19分にMFハ・デソンに代えてFW阿部拓馬、同28分にはバーンズに代えてMF河野広貴、さらに同33分にはFW前田遼一に代えてFW平山相太を投入して勝ち越しゴールを狙いに行く。

 すると後半38分、鮮やかなプレーから決勝点を奪取する。CKの好機を得ると、米本は浮き球のボールを送るのではなく、意表を突く鋭いグラウンダーのパスを選択。このボールにフリーで走り込んだ森重が右足シュートでネットを揺らし、2-1の勝利を収めた。勝ち点を7に伸ばしたFC東京は、勝ち点6の全北現代をかわして首位に浮上した。


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