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G大阪、勝たなければいけない一戦。武井「必ず勝ち点3を」

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 ガンバ大阪は4日、アウェーでACL第5節・メルボルン戦を行う。所属するE組は、首位の天津泰達が勝ち点7、G大阪と済州ユナイテッドが同6、メルボルンが同4と混戦しており、決勝トーナメントに進出できる上位2位以内確保のためには、敵地とはいえ勝たなければいけない一戦となる。

 3日は現地で公式会見が行われ、クラブによると西野朗監督は「明日のゲームは両チームに突破の可能性がある状況。ガンバは中国、韓国とアウェー戦を落としている中、そういう意味では自分たちの思惑とは違うところも感じながら試合を運ばなければならない。2つアウェーで負けてから、残り3試合を3連勝するしかないとなった中、済州戦に勝てたわけです。勝つ、必ず勝って帰るというスピリットを全員が持って戦えば、必ずいい結果を持って帰れると思っています」と勝ち点3を奪うことしか考えていない。

 ホームで行った3月1日の対戦は5-1で快勝しているが、その後にメルボルンは指揮官が交代している。また、Aリーグはシーズンが終了しており、この試合に合わせて体力面をピークに持ってきている可能性が高い。指揮官は「フォーメーションやメンバー編成も変っている中、現状のメルボルンを十分に把握しているとは感じていません」と情報不足を認めながらも、「メルボルンはオフで非常にフィジカル的にもメンタル的にもフレッシュであることは間違いない。だが、ゲーム感覚が不足しているだろうと思います」と話した。

 一部報道では、エースFWのアドリアーノが右肩痛を負っているようだが、出場する見通しという。まさに総力戦で戦う。3月の対戦で先制点を決めたMF武井択也が選手代表として会見に出席。「アウェーでコンディション的にも難しい試合だと思いますが、最初から戦う姿勢を見せて、必ず勝ち点3を持って帰りたいと思います。今までの他の試合の結果は意識していません。目の前の試合を自分たちのサッカーでしっかり勝ちたいと思います」と強い決意を語っている。

(文 近藤安弘)

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