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父親が交通死亡事故で逮捕 カバーニはショックを受けながらもプレー続行へ

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 ウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニの父親が交通事故により逮捕されたと報じられている。カバーニはコパ・アメリカ出場中のチームを離脱する可能性もあると見られたが、最終的にチリに残ることを決めたようだ。

 ウルグアイメディアなどの報道によれば、カバーニの父親の運転する車が22日夜にバイクと衝突する事故が発生し、バイクに乗っていた19歳男性が病院に運ばれたが死亡したとのことだ。カバーニの父親は無傷だったが、血液からは規定量を超えるアルコールが検出され、逮捕されたと報じられている。

 ウルグアイ代表のオスカル・タバレス監督は、この知らせを受けたカバーニが「ショックを受けている」として、チームを離れるかどうかの決断は本人に委ねるという姿勢を示した。だが、カバーニはチームに残ってコパ・アメリカを戦うことを決めた模様だ。

 カバーニの母親のベルタ・ゴメスさんは地元ラジオの取材に応じ、被害者家族への追悼の言葉に加えて、カバーニが引き続きコパ・アメリカでプレーすると語った。ウルグアイ『subrayado.com.uy』など複数メディアが伝えている。

「エディは義務の遂行を放棄することも、ウルグアイの大勢の人々が抱いている期待を途切れさせることもありません。すべてができる限り良い形で終わるように自分自身のすべてを尽くします」

「息子はこの話に関係してはいないので、父親とは分けて考えてほしい。この痛みと苦悩を抱えてプレーしなければならないということを世界中に理解してほしいと思います」

 コパ・アメリカでグループステージを突破したウルグアイは、24日に開催国チリとの準々決勝を戦う。今回の大会中には、チリMFアルトゥーロ・ビダルが飲酒運転による交通事故を起こして逮捕されるという事件も発生していた。


●コパ・アメリカ2015特集ページ
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