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クラブW杯を前に気を引き締めるマスチェラーノ「この大会の結果が今シーズンの後半戦を左右する」

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 バルセロナMFハビエル・マスチェラーノは、現在日本で行われているクラブW杯が自身にとって非常に重要な大会だと主張している。

 昨季のチャンピオンズリーグ(CL)優勝チームとして来日を果たしたバルセロナ。準決勝で広州恒大と対戦し、勝利を収めれば決勝でサンフレッチェ広島対リバープレートの勝者と対戦する。

 マスチェラーノはクラブ公式サイトでクラブW杯について次のように話している。

「クラブW杯はCLで優勝したチームに対する褒章だと欧州では理解されている。僕たちはCLで優勝する難しさをよく知っている。バルサのようなクラブが、最初にCLを制すまで長い時間を必要とした。近年では何度か優勝を果たしたけれど、それは魔法のようなものであって、本当に難しい大会なんだよ。クラブW杯への出場は、昨シーズンの仕事を完成させるものだ。最高の形で締めくくれたらいいね」

「たくさんの人々が、クラブW杯が僕たちにとって重要性の低い大会だと認識している。それは事実じゃない。そう考える人は間違っているよ。これは非常に意義のある大会で、今シーズンの後半戦の行方を左右するような大会だ」

 マスチェラーノは、2011年にジョゼップ・グアルディオラ当時監督の率いるチームでクラブ世界一に輝いている。

「あの頃のチームと今のチームは違うよ。比べるのは難しいけれどね。あの頃も今もチームは非常に高いレベルにあった。だから多くのタイトルを勝ち取れたんだ。どちらかのチームに肩入れするのは好ましくない」

「グアルディオラのバルサはチャンスを作るのにボール支配を必要としていたけど、今のチームは前線に決定的な選手がいるから、それほどポゼッションをする必要はない。ポゼッションは今でも僕たちの特徴だけど、前線に決定的な選手がいるからね。2011年のサントスとの決勝では(リオネル・)メッシが唯一のFWだった。あの試合では本当に多くのメディアが試合会場に来ていたと記憶しているよ」


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