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ベンゲル「セリエAにファン・ペルシーはもったいない」

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 アーセナルを率いるアーセン・ベンゲル監督は、37得点を挙げて11-12シーズンのプレミアリーグ得点王に輝いたFWロビン・ファン・ペルシーがセリエAのクラブに移籍するという噂について、コメントした。

 オランダ代表としてEURO2012に出場したストライカーは、来夏に契約が満了を迎える。アーセナルとの契約更新に向けた話し合いは、なかなか進展を見せていない。そのため、アーセナルは移籍金を受け取ることのできる今夏のうちに、大エースを放出するのではと憶測されている。

 移籍先として、たびたび話題に上がっているのが、11-12シーズンのセリエAを制し、来季の欧州チャンピオンズリーグに出場する権利を得たユベントスだ。しかし、ベンゲル監督はイタリア行きはアーセナルの主将にとってのステップダウンになると、噂を一蹴した。

「イタリアには大きな問題がある。プレミアリーグよりもレベルが低い。セリエAのレベルは低下している」とCorriere dello Sportの取材に答えている。

「ファンペルシーのような偉大な選手が、あなた方のいるイタリアでプレーする理由は何もないだろう。イングランドでプレーした方が、給料面でも良い。新たな放映権の話を聞いているだろう? 確かにイタリアのリーグはかつて世界最高峰にあった。16チームが所属しており、それぞれのチームに名手がいた時代だ。しかし、今はそうではない」

 バルセロナ、レアル・マドリーというスペインの2強も同じくロビン・ファン・ペルシーの獲得を目論んでいる。エミレーツスタジアムを離れるとしたら、彼の行き先は、そのどちらかになるのだろうか。


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