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ユベントス戦ドロー 長友は「もちろん勝ちたかったけど…」

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王者相手の内容に手応え

 14日に行われたセリエA第3節でインテルはホームにユベントスを迎え、1-1で引き分けた。フル出場を果たした長友佑都は、「もちろん勝ちたかった」としながらも、結果を悲観してはいないようだ。

 開幕から2戦連続でゴールを決めていた長友だが、2連覇中の王者を相手に3戦連続弾とはいかなかった。それでも、13分に惜しいボレーシュートを放つなど、存在感を見せる場面もあった。

 73分に昨季サンプドリアでユベントスキラーとなったFWマウロ・イカルディのゴールで先制したインテルは、その2分後に失点して、白星を手にすることができなかった。それでも、チームに落胆の色はない。

 長友は「もちろん勝ちたかったですけど、ユーベは力を持っているし、一人ひとりの能力も僕たちより確実に上なので。勝ちたかったけど、最低限引き分けでもアリかな。次のつながるのではないかと」振り返った。

 先制直後の失点は集中力の欠如もあったかもしれない。しかし長友は、「集中力もそうですけど、最終的なマークのズレだったり、ユーベっていうのはそこでマークを外すとやっぱり点につながってしまう。あの1点で改めて知らしめられた」と、ライバルの強さを繰り返し強調した。

 昨シーズン前半戦のユベントス戦は別として、これまでよりも良い試合ができたという感覚があるようだ。

「去年のアウェーで勝った試合は良かったけど、それ以外はユーベ相手にチャンスをつくれずに負けることが多かったと思う。それに比べたら、今日は前半から良い試合ができたと思う」

 ワルテル・マッツァーリ監督からは試合後、「こういった試合を続けていこう、この道を信じて走っていこうと言われた」とのことで、長友も「自信を持って進みたい」と力強く語った。

 長友によると、試合当日の朝もグラウンドで戦術確認を行ったというマッツァーリ・インテル。その成果が出てのドローということで、インテルは王者相手に戦えるという自信を得たゲームになったようだ。


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