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[CL]ラストゲームでアシストの本田、現地からは「悲しいエンディング」

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ベンチスタートには賛否両論

 CSKAモスクワは10日、チャンピオンズリーグ・グループステージ最終節でビクトリア・プルゼニと対戦し、敵地で1-2と敗れた。途中出場したMF本田圭佑は、1アシストを記録。だが、チームは敗れ、現地メディアからは「悲しいエンディング」との声も上がっている。

 12月で契約満了となる本田にとって、CSKAでのラストゲームとなる一戦。だが、リーグ前節のクラスノダル戦で、37分に交代という屈辱を味わった本田は、この日もベンチからキックオフを見守ることになった。

 スコアレスで迎えた52分、レオニド・スルツキ監督は本田を投入。すると65分、本田はFWアーメド・ムサの先制点をアシストする。しかし、2分後にMFアラン・ジャゴエフが退場となり、CSKAは2失点して逆転負け。直接対決の結果でグループ最下位に転落し、ヨーロッパリーグ出場権も得られなかった。

 『Soccer.ru』試合後、このように報じている。

「本田はCSKAの攻撃を大きく改善させた。クラスノダル戦での早い交代がモチベーションになったようだ。さよならゲームで彼はプロフェッショナルなプレーをし、アシストを決めた。だが、結局は悲しいエンディングとなってしまった」

 一方、『スポーツ・エクスプレス』は、次のように伝えた。

「本田はベンチスタートとなった。10月の時点でもそれは論理的だっただろう。だが、当時はジャゴエフと(ゲオルギ・)ミラノフが十分ではなかった。本田がいなかったことはファンから喜ばれ、才能ある日本人は良い思い出を残して去ることにならなかった。途中出場してから、彼は40分間で良いお別れをした。すぐにムサへうまいクロスを入れている。チームが2失点してから、本田にはFKのチャンスがあったが、これは決まらなかった」

 『Championat.ru』はこのように報じている。

「本田が外れたのはやや驚きだった。だが、その背景には論理がある。スルツキ監督は、CKSAに残る選手たちで戦うことに決めたのだ。本田はベンチで悲しげだった。途中出場すると、CSKAの攻撃は良くなり、65分に本田が見事なパス。ムサにとって外しようもなく、先制点とした。終了間際、本田はFKでヒーローになりかけたが、決まらなかった」

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