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独紙評価:「岡崎は“神風パイロット”のよう」

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闘志を評価する地元メディア

 14日のブンデスリーガ第16節、マインツはホームでのボルシア・メンヘングラッドバッハ(ボルシアMG)戦をスコアレスドローで終えている。マインツFW岡崎慎司はフル出場を果たしたが、好調のチーム相手に2戦連続ゴールはならなかった。

 前半は4-1-4-1のシステムで守備を重視したマインツは、岡崎や2列目中央でプレーしたMFニコライ・ミュラー、エルキン・ソトが積極的にプレスをかける作戦。それが機能してボルシアMGにチャンスをつくらせなかったが、一方で自チームの決定機も乏しかった。

 岡崎は序盤、好位置でフリーキックを獲得したほか、その数分後に突破からシュートを放つ見せ場もつくっている。FWエリック・マキシム・シュポ=モティンとツートップを組んだ後半には、同選手へのクロスによってマインツ最大の決定機も演出した。

 マインツ選手への最高点が3だった『ビルト』は、岡崎のパフォーマンスにチーム平均点3.77以下の4を付けている。平均点が3.2の『キッカー』でも、岡崎に対する採点は3.5と平均以下だった。(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)

 一方、守備陣のプレーを高く評価した地元メディア『アルゲマイネ・ツァイトゥング』のチーム平均点は2.32。岡崎には及第点の3をつけている。寸評は、運動量を評価した内容だった。

「8分にはシュートを外したが、岡崎はそれを引きずらず、“神風パイロット”のようにボルシアMGの守備ラインを駆け回った。しかし彼に対する(チームの)サポートが少なかった。この試合では(守備的戦略の)犠牲になってしまった」

 2試合連続で引き分けたマインツは9位に後退。次節は敵地でハンブルガーSVに臨む。
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