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独紙評価:清武は軒並み低評価 地元紙から酷評も

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「臆病」「消極的」「軽率」…ドルトムント戦は厳しい採点

 ニュルンベルクMF清武弘嗣は1日のブンデスリーガ第23節ドルトムント戦で、先発フル出場した。アウェーで0-3と敗れた試合の同選手のパフォーマンスについて、ドイツメディアは厳しい採点を下している。

 後半戦に入って5戦4勝と好調で、降格圏を抜け出していたニュルンベルクは、強敵ドルトムント相手に3トップに近い攻撃的布陣で臨み、守備ラインを高くして支配率を維持しようと図った。だが、FWトマシュ・ペクハルトのシュートがポストを叩いた29分の場面を除き、チャンスをつくることができず。逆にゴールへの姿勢を明確に打ち出したドルトムントに、後半に入って3ゴールを許した。

 清武も8分にFWヨシップ・ドルミッチとのコンビプレーを見せたが、それ以外では42分にドルミッチのシュートチャンスを演じた程度で、見せ場をつくることができず。チーム2位の運度量(走行距離11.2km)だったが、ブンデスリーガ公式サイトのデータによれば、自らのシュートはなかった。

 ドイツ『ビルト』の採点では、清武はチーム最低タイの5だった。チームの平均点は4.15。清武とともに5だったのは5選手おり、一方でGKラファエル・シェーファーには2とチーム最高点が与えられた。ドルミッチとMFホセ・カンパーニャには及第点の3がつけられている。(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)

 『キッカー』(チーム平均点4.3)では、清武の採点は4.5だった。こちらもチーム最高は1.5のシェーファー。フィールドプレーヤーは全員4以下だった。わずか36分で交代されたDFハビエル・ピノラ、代わりに入ったDFエマヌエル・ポガテツ、またMFオンドレイ・ペトラクとMFマイク・フランツがチーム最低タイの5だった。

 『ニュルンベルガー・ツァイトゥング』(チーム平均点4.38)でも、清武はチームメート6人とともに最低タイの5だった。2で単独でチーム最高となったのは、ここでもシェーファー。なお、同メディアは清武について、以下のような辛口コメントを記している。

「臆病な攻撃的プレーがまったく効果がなく、守備においてはいつもどおり消極的な上に、軽率でもあった」

 ニュルンベルクは順位を2つ下げて14位に後退。次節はホームに13位ブレーメンを迎える。
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