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プランデッリ、騒動にうんざり 去就は「まだ決めていない」

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コンテとの舌戦や倫理規定をめぐって…

 イタリア代表は5日の国際親善試合でスペイン代表と対戦する。チェーザレ・プランデッリ監督は前日会見で、周囲を取り巻く騒動に不満を表した。一方で、ワールドカップ(W杯)後の去就については、まだ決めていないと話している。

 DFジョルジョ・キエッリーニの招集をめぐるユベントスのアントニオ・コンテ監督との舌戦、処分が下る前にローマMFダニエレ・デ・ロッシを倫理規定で招集外とした決定と、スペインとの重要なテストマッチを前に、イタリア代表の周辺は騒がしくなっている。

 プランデッリ監督は4日の会見で次のように語った。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えている。

「残念だよ。エネルギーを消耗しなければいけないからだ。私からすれば、無駄な騒動のためにね。そのエネルギーはチームのこと、W杯前の計画に向けるべきだ。私はへとへとに感じているよ」

「我々は素晴らしい大会に向けて準備をしている。大会が始まれば、みんながイタリアのファンとなり、フラッグを振ってくれると分かっているがね」

 スペインについては、次のように話している。

「彼らは欧州と世界のチャンピオンだ。リスクは大きい。だが、成長やパーソナリティーという点で自分たちの価値を示してくれる試合だ。選手たちにはベストを尽くしてもらいたい」

 プランデッリ監督は3日、W杯後の続投をほのめかし、3月中旬にイタリアサッカー連盟と再び話し合うと明かしている。だが、同監督はこの日、「オープンな話し合いがある。だが、まだ何も決めてはいないよ」と強調した。

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