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前田が今季初ゴールの磐田が讃岐を4-1で下し、J2初勝利!

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[3.9 J2第2節 讃岐1-4磐田 丸亀]

 J2は9日に第2節を行い、今季JFLからJ2に昇格したカマタマーレ讃岐とJ1から降格したジュビロ磐田が対戦した。Jで初めてのホームゲームを迎えた讃岐は、前半互角の戦いを見せたが、後半に失速。後半4分にFW前田遼一のゴールで再びリードした磐田は、その後も得点を重ねて、4-1でJ2初勝利を挙げている。

 序盤から讃岐が積極的に攻め込んだ。前半1分には左サイドからのクロスをFW我那覇和樹が左足のボレーで合わせたが、ボールはクロスバーを越えて行った。その後も予想に反して、讃岐が磐田を押し込む展開が続く。

 しかし、前半20分に先制点を挙げたのは磐田だった。右サイドの高い位置でボールを奪ったMFポポがドリブルで深くまで侵入。プルバックしたボールを体調不良のMF山田大記に代わって先発出場したMF山崎亮平が決めて、1点をリードした。

 ホームの讃岐も譲らない。右サイドでボールを奪ったMFアンドレアが前半36分に縦に仕掛け、ゴール前に速いボールを入れる。これをDF菅沼駿哉が処理をミスし、ボールは自ゴールに吸い込まれた。このまま1-1で前半は終了する。

 後半に入ると、磐田が力の差を見せつける。讃岐を一方的に押し込むと、4分には左サイドからDF宮崎智彦が上げたクロスをエースの前田がヘッドで合わせて再びリードを得る。さらに、その3分後には右サイドを深くえぐったポポの折り返しを逆サイドからフリーで走り込んでいた山崎がゴールに決めて、3-1と点差を広げた。

 磐田のシャムスカ監督は、後半15分にMF松井大輔をベンチに下げて、MFペク・ソンドンをピッチに送り出す。同18分にもFKを得た磐田は、DF駒野友一が鮮やかにゴールに突き刺し、3点差とした。

 2点目を挙げたい讃岐も、途中出場のFW福家勇輝を中心に後半アディショナルタイムに攻め込む。DF小澤雄希が左サイドから入れたクロスにMF堀河俊大が合わせるなど、決定的な場面もつくったが、2点目を挙げることはできなかった。このまま試合は終了し、磐田が4-1で勝利し、J2初勝利を挙げた。


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