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先発起用に応えたFW久保、岡山が水戸を下して今季初勝利

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[3.22 J2第4節 水戸0-1岡山 Ksスタ]

 待ちに待った今季初勝利をファジアーノ岡山が挙げた。序盤から水戸ホーリーホックに主導権を握られながらも後半10分にFW久保裕一が奪った虎の子の1点を守り抜いて、1-0の完封勝利を収めた。開幕2連勝と好発進した水戸は最後まで岡山守備陣を崩し切れず、2連敗を喫した。

 前節、ともに敗れた両チームは初先発の選手を送り込むなどメンバーを入れ替えてこの一戦に臨んだ。水戸は右アウトサイドに高卒ルーキーのDF広瀬陸斗を初先発に抜擢。U-19日本代表に名を連ねる18歳は、かつて浦和でプレーした広瀬治氏の息子だ。対する岡山は1トップに今季鳥取から加入した久保を初先発で起用して、3戦で1得点に終わっている攻撃陣の構成に変化を加え、今シーズン初勝利を目指した。

 試合序盤から主導権を握ったのはホームの水戸だった。前半2分にはいきなり決定機を創出する。FW馬場賢治が相手選手に激しく詰め寄ってクリアボールを体に当てると、そのこぼれ球をFW三島康平がダイレクトで狙う。シュートはGK中林洋次のセーブに遭い先制点を奪うには至らなかったが、その後も試合を支配し続ける。

 最終ラインからしっかりボールをつなぎ、岡山守備網に綻びを生じさせると縦パスを打ち込んで攻撃をスピードアップ。ワンタッチでのパス交換だけでなく、効果的にドリブルを織り交ぜた攻撃で岡山ゴールに迫った。守備でも前線からのプレスが機能するだけでなく、相手が蹴り出したロングボールはDF冨田大介やDF金聖基がきっちりはね返して簡単にはPA内への侵入を許さない。前半終盤にはCKの流れから岡山に決定機を作られたが、DF陣が体を張った守備で得点を許さなかった。

 スコアレスで迎えた後半に入っても流れは変わらずに水戸が押し込む時間帯が続いたが、試合を動かしたのは劣勢に立たされていた岡山だった。後半10分、後方から送られたボールをFW押谷祐樹がワンタッチで最終ラインの裏に落とすと、走り込んだ久保が右足で流し込んで先制に成功する。初先発で起用されたストライカーは、ゴールという最高の結果で影山雅永監督の期待に応えた。

 先制したことで落ち着きが生まれた岡山は久保を狙ったロングボールだけでなく、足下でパスをつないで徐々にリズムを作っていく。後半14分には右サイドを独走したFW石原崇兆がフリーの押谷にパスを通して決定機を演出したが、シュートは枠を外れる。さらに同26分にはMF千明聖典、同28分にはMF田所諒がミドルレンジから狙ったが追加点を奪うには至らなかった。

 その後はシステム変更した水戸に再び主導権を握られてしまう。後半33分には馬場にネットを揺らされるもオフサイドの判定に救われ、同34分には交代出場したMF小澤司にミドルシュートを放たれたが中林が正面で処理するなど、最後まで水戸に得点を許さず。久保が奪った1点を粘り強く守り切った岡山が、うれしい今季初勝利を収めた。


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