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またまた塩谷!!寿人も2発で広島快勝、若い名古屋を粉砕

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[4.6 J1第6節 名古屋2-5広島 豊田ス]

 サンフレッチェ広島が敵地で名古屋グランパスに5-2で勝利した。広島はリーグ戦2連勝。公式戦の不敗は5戦に伸びた。名古屋はリーグ2連敗となった。

 DFラインに故障者が続いている名古屋だが、一旦福岡大に帰っていた特別指定選手のDF大武峻が“復帰”。西野朗監督も前節後の会見で気にしていたDFラインだが、DF刀根亮輔も右SBに復帰し、何とか4バックラインは形勢された。

 また中盤ではMF田口泰士が今季リーグ戦初先発。2日のナビスコ杯新潟戦で1G1Aと結果を出したルーキーMF矢田旭がリーグ戦初出場を初先発で飾った。

 アウェーの広島は1日にACL・ソウル戦を敵地で戦っているが、FW佐藤寿人らを温存していたこともあり、この日のスタメンは、3月29日の徳島戦と全く同じラインアップとなった。

 試合は早々に動きをみせた。前半6分、広島GK林卓人にバックパスが渡ると、名古屋FWケネディが猛然とプレスをかける。クリアボールがスライディングで奪いに行ったケネディの足に当たると、跳ね返ったボールが右ポストを叩きながらも、ゴールラインを越え、名古屋に先制点が生まれた。

 だが広島も前半19分、MF高萩洋次郎の浮き球パスを、エリア内で佐藤が胸トラップで受ける。刀根がマークに付くが、佐藤の左足シュートがブロックに入った刀根の股を抜けると、GK楢崎正剛も反応できず、同点ゴールになった。

 スコアが振り出しに戻った試合だが、その後も互角の展開が続く。前半23分には、名古屋がゴール前絶好の位置でFKを獲得。しかし玉田圭司のシュートはミートせず、左に外れてしまう。広島も同24分、流れるようなパスワークからMF石原直樹がシュートを打つが、右に外れる。

 前半39分には佐藤がゴール前に抜け出しかけるが、大武がファウルで止める。決定機阻止の可能性もあったが、東城穣主審はイエローカードを提示。名古屋としては肝を冷やすシーンだった。前半はこのまま1-1で折り返した。

 しかしまたしてもこの男がゴールを決める。後半11分、広島は右サイドをMFミキッチが突破。グラウンダーの横パスを入れると、エリア内でDF塩谷司が受ける。田口のスライディングをシュートフェイントでかわすと、左足を振り抜く。シュートは楢崎の手を弾き、ゴールラインを越えていった。塩谷はこれで今季公式戦6得点目。7日から始まる日本代表候補合宿にも選出されている成長株が、万全の状態をアピールした。

 なおも広島は後半18分、石原のシュートがDF田中マルクス闘莉王のハンドを誘い、PKが与えられる。佐藤はGKの逆を突く、落ち着いたPKを沈め、リードを着実に広げる。佐藤はこの日の2ゴールでJ1通算得点を138に伸ばした。これは2位の三浦知良にあと1点と迫る数字。この時点では神戸FWマルキーニョス、磐田FW前田遼一を抜いて、単独3位に浮上した。

 さらに後半20分に広島は左サイドをMF柏好文が突破。マイナスに折り返すと、ニアに入り込んだ石原が楢崎の前で触る。4点目を奪い、一気に畳みかけた。
 
 何とか食い止めたい名古屋は後半28分に一気の2枚替え。小川佳純に代えてFW松田力、玉田に代えて高卒ルーキーのFW小屋松知哉をリーグ戦デビューさせる。フレッシュな前線が積極的にプレスをかけてボールを奪いにいった。

 名古屋は後半40分に松田の個人突破がDF森崎和幸のファウルと誘いPKを獲得。ケネディが蹴り込み、ようやく1点を返す。だが流れの中ではなかなかボールが奪えず、広島に簡単に回されてしまう。すると後半43分、カウンターからFW野津田岳人にダメ押しゴールを許し、ジ・エンド。野津田は2戦連続ゴール。チーム完成度の違いと言われればそれまでだが、J1リーグ2年連続チャンピオンが実力の違いを見せつけた。

 さらに名古屋に心配事が1つ。小屋松が接触プレーで左足を負傷。後半37分に苦悶の表情を浮かべながら、担架でピッチを後にした。怪我の状態は分からないが、苦いリーグ戦デビューになってしまった。


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