beacon

アルゼンチン代表から遠のくテベス、W杯見ずに「ディズニーランドへ」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 ユベントスのアルゼンチン代表FWカルロス・テベスは、今年6月に迎えるブラジルW杯への出場を考えてはいないようだ。3連覇を目指すユベントスでは、ここまで30試合に出場し、チーム内最多の18ゴールを挙げる活躍をみせているテベスだが、アレハンドロ・サベジャ監督の率いるアルゼンチン代表からは、2011年6月のコパ・アメリカ以来、招集されていない。その理由としては、FWリオネル・メッシ(バルセロナ)や指揮官との確執が原因だと噂されている。

 しかし、テベスは地元メディア『Cronica』でメッシとの関係について問われると「このバカげた噂がどこから流れたのか、見当もつかないよ。メッシとは素晴らしい関係だ。それが真実だよ。僕らはたくさんの練習や前泊、試合を一緒にやってきて、確執はなかったよ」とコメント。

「彼は素晴らしい人で、彼のW杯になることを僕は願っている。素晴らしい選手だからだ。彼と知り合い、彼や(クリスティアーノ・)ロナウドと一緒にプレーできたのは幸運だった。彼らは世界最高の選手たちだ」と話した。

 またW杯に出られないことで後悔するのでは?と問われると、「それはない。多くの人が支持してくれるのはうれしかった。もちろんさ。でも、僕はW杯に固執していないんだ」とキッパリ。「僕がW杯に出ないのかを聞く人はたくさんいる。でも、僕が答えるべき質問じゃない。答えたら、監督に対して敬意を欠くことになる。監督とはコリンチャンス時代からの知り合いで、僕らは常に同じ意見を持っていた。何も問題はない。単純に、僕はこのグループの一員じゃなかったということだ。今呼ばれるのは正しいことじゃないだろう」と指揮官との確執がないことも強調した。

 さらにテベスは「テレビでアルゼンチンの試合を見ることはないと思う」と断言。「もう家族をディズニーランドに連れていくために、チケットを買ってあるんだ。前から家族と約束していたことなんだよ。まずはユーベで勝つ。できればスクデットもELもね。それからバカンスへ行くよ」とW杯期間中は家族サービスに勤しむつもりだと明かした。

TOP