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味スタの反応を気にするC大阪MF長谷川「ブーイングですかね?」

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 セレッソ大阪は19日に行われるJ1第8節でFC東京と対戦する。今シーズンから指揮を執るランコ・ポポヴィッチ監督とともに、F東京からC大阪に移籍したMF長谷川アーリアジャスールは、新天地でも主力として活躍を続けている。リーグ戦7試合、AFCチャンピオンズリーグ5試合と公式戦全12試合に先発出場し、第4節の鹿島戦(2-0)では移籍後初ゴールも記録した。監督の志向するサッカーを選手に伝えるなど、ポポ・セレッソのキーマンの一人である背番号5に、古巣・F東京戦への意気込みを聞いた。

―FC東京戦は、楽しみですか?
長谷川「そうですね。味スタにアウェーで行くのは、すごく違和感がありそうな気がしますけど…。今はもうセレッソ大阪にいるのでね。一つ自分にとっては思い入れの強い試合になると思いますが、しっかりとJリーグ全体を見たら、どの試合も大事です。そういう意味では、ほかの試合と変わりなく、勝利に向けてやるだけだと思っています」

―FC東京の試合は見ていますか?
長谷川「そうですね。見ていますよ。新しい監督になって、今までのやり方とは違うと思いますし、守備的な部分もあったりしていますね。それでも前にはタレント、良い選手がたくさんいますし、個々の能力を見たらすごく高い選手が多いと思うので、そんなに簡単な相手ではないと思います」

―相手を知っていることはメリットですか?
長谷川「そうですね。でも、向こうも僕のことを知っていますし。ただ、サッカーは一人でやるものではないので、チームとしてやるべきことを考えながら、どの一戦も変わりなく勝利のためにやっていきたいです。個人的には2年間すごくお世話になったので、ピッチの上で結果を出して恩返しできるように頑張るだけです。今までと何かを変えて、気持ちが入り過ぎても空回りしてしまうと思うので、平常心で戦えるように頑張りたいです。お客さんも入ると聞いているので、どういう扱いをされるかわかりませんが、それもサッカー選手として嬉しいことです。その中でも、しっかり自分のプレーをして、チームの勝利に貢献できるプレーをやっていきたいと思います」

―監督が同じとはいえ、これだけ早くC大阪に順応できた秘訣はありますか?
長谷川「監督と一緒にやっていたのは、一番大きいと思います。それに加えて、セレッソは周りの選手の能力が高いですし、若くて勢いがあるチームで入りやすかったですね。あとは自分がしっかり考えて、やるべきことが整理できていれば、どこでもできると思います。キャンプからしっかりコミュニケーションをとって、何がやりたいかを話してきました。また、移籍も今回が初めてではなかったので、どうやって新しいチームに入って行けばいいかはわかっていましたし。そういう意味では、本当にすんなりチームに入ることができたと思います」

―本当に溶け込むのは早かったですよね。
長谷川「ただ、いつも言っているのですが、要所要所の今までのC大阪の良いコンビネーションっていうのは、選手の距離感とか、最後の最後のところで出せていない部分もあると思うので、そこは突きつめていかないといけないですし、今がパーフェクトなわけではないと思うので、細かい所だとは思いますが、みんなでやっていくことで、もっと良いチームになっていくと思います」

―フォルラン選手もゴールが増えてきましたね。
長谷川「そうですね。ディエゴが点を取ることで、チームも盛り上がりますし、ファン・サポーターの方も盛り上がると思います。ただ、ディエゴだけではないのでね。ただ、ディエゴが点を取っている前で、(山口)蛍がアシストしたり、(柿谷)曜一朗が戻って組み立ててくれたりっていうのがありますからね。もちろん、ディエゴが点を取ることでチームは活気づきますが、後ろでDFからみんなでしっかりやっていますし、チーム全体での得点だと思っていますので。チームが勝つことがやっぱり大事だと思うので、そこはブレずにやっていきたいですね」

―FC東京時代は、長谷川選手のチャントで会場がすごく盛り上がっていましたね。C大阪ではチャントも変わりましたね。
長谷川「セレッソにはやっぱり伝統的な、モリシさん(森島寛晃)だったり、(香川)真司、キヨ(清武弘嗣)、曜一朗と続く、8番の歌っていうのがありますから、僕は何とも気にしていないですよ」

―なるほど。8番の歌と同じ曲でしたね。
長谷川「多分、そうですね。でも、ここでも新しいチャントをつくってもらえましたので、それをしっかり歌ってもらえるように、僕はプレーで頑張るだけです。でも、どうですかね…? ブーイングですかね?」

―やっぱり味スタの反応は気になるんですね?
長谷川「僕はずっと東京でやるだろうっていう雰囲気の中で、外に出たのでね…。でも、そこはサッカー選手として先がどうなるかはわかりませんからね。移籍に関しては、今更何かを言う必要はないかもしれませんが、僕はFC東京にはすごくお世話になったのでね。FC東京のサポーターにも早くからチャントをつくってもらったり、応援したりしてもらって、素晴らしい環境でやらせてもらったので。そういう意味でも、自分がサッカー選手として成長するために、こういう決断をしました。それをしっかりピッチで証明できるようにしたいですし、それをすることで、自分もどんどんステップアップできれば『あのとき、アーリアには移籍しないでほしかったな』とか、『良い選手だな』とみんなに認めてもらえるように、あとは自分がしっかりやるだけだと思っているので、僕が活躍して恩返ししていきたいと思います」

―中盤でプレーしていたMF高橋秀人選手ともマッチアップがありそうですね?
長谷川「そうですね。タカヒデ(笑)! ゴンちゃん(権田修一)もいるし、みんな知っているからね。言ったらチームスタッフも、運営も、みんな知っていますからね。知らないの監督くらいですよ」

―今季は河野広貴選手もトップ下で出場しています。
長谷川「いやぁ、いいですよね。広島戦でも調子が良さそうでしたし。僕も頑張りますよ」

(取材・文 河合拓)


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