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入れ替え戦か自動降格か…清武先発のニュルンベルクは6連敗で最終節へ

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[5.3 ブンデスリーガ第33節 ニュルンベルク0-2ハノーファー]

 ブンデスリーガは3日、第33節を行い、MF清武弘嗣とMF長谷部誠の所属するニュルンベルクはホームでDF酒井宏樹の所属するハノーファーと対戦し、0-2で敗れた。清武は右サイドで先発したが、後半11分に交代。負傷離脱中の長谷部、故障を抱える酒井はベンチ外だった。

 すでに1部残留を決めているハノーファーと、自動降格圏の17位に沈むニュルンベルク。1部残留へ絶対に負けられないのはニュルンベルクのほうだったが、立ち上がり早々の前半5分にカウンターからMFサボルチ・フスティに先制点を決められる苦しい展開となった。

 前半33分、清武が直接FKを狙うが、壁を直撃。セットプレーからチャンスをうかがうが、決め手を欠いた。後半6分にはカウンターから簡単に2失点目。すると直後の後半11分、清武が交代を命じられ、ベンチに下がった。

 しかし、チームはその後も効果的な反撃を見せられず、2試合連続の無得点で6連敗となった。15位シュツットガルトとの勝ち点差は「5」のまま残り1試合となり、16位以下が確定。この日は16位ハンブルガーSVと18位ブラウンシュバイクも敗れたため、ハンブルガーSVが勝ち点27、ニュルンベルクが勝ち点26、ブラウンシュバイクが勝ち点25のまま最終節を迎えることになった。

 ニュルンベルクの最終節は敵地でのシャルケ戦。ハンブルガーSVは敵地でマインツと、ブラウンシュバイクは敵地でホッフェンハイムと対戦する。2部3位との入れ替え戦に回る16位に浮上できるか、それとも17位のまま、あるいは最下位に転落し、自動降格となるか。3チームによる熾烈な残留争いは最終節までもつれ込んだ。


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