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ラストゲームの小野にやられた…広島大逆転負け、8強逃す

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[5.14 ACL決勝T1回戦第2戦 W・シドニー2-0広島 シドニー]

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)は14日、決勝トーナメント1回戦第2戦を行った。サンフレッチェ広島は敵地でMF小野伸二の所属するウェスタン・シドニー・ワンダラーズ(豪州)と対戦し、0-2で敗れた。この結果、2戦合計スコアは3-3となったが、第1戦でアウェーゴールを奪っているW・シドニーが逆転で、8強入りを決めた。

 1週間前に行ったホームでの第1戦はFW石原直樹の2ゴールなどによって、3-1で制している広島。迎えた第2戦、引き分け以上での勝ち上がりはもちろん、1点差敗戦および3点以上を奪っての敗戦であれば勝ち上がりと、優位な状況で第2戦に臨んだ。

 立ち上がり、広島は積極的な入りを見せた。13分にDF塩谷司のロングパス一本で抜け出した石原がシュートに繋げるが、これはGKの正面に飛んでしまう。16分にはMF柏好文が右サイドを突破すると、マイナスクロスを入れる。しかしこれも走り込んだMF野津田岳人には合わなかった。

 しかし流れは徐々にW・シドニーに傾き出す。コンサドーレ札幌への移籍が決まっており、このゲームがW・シドニーでの最後の試合となるMF小野伸二が存在感を示しだす。前半17分にはマイナスクロスをダイレクトで合わせるシュートで狙う。わずかに右に外れると、同24分にはFKを直接狙う。これも広島は壁に当て、何とか防ぐが、小野が広島にプレッシャーをかけ続けた。

 スコアレスで折り返した後半、W・シドニーの攻勢はさらに強さを増す。6分には波状攻撃を見せるが、これは広島守備陣が体を張って防ぎ切る。7分には小野のCKにフリーで飛び込んだMFヤコポ・ラロッカがヘディングで飛び込むが、シュートは枠上に外れていった。

 だがついに試合が動く。後半10分、エリア内右サイド、小野がギリギリで粘ってクロスを上げる。これは柏が頭に当てるが、クリアボールを途中出場のDFシャノン・コールに拾われると、右足で押し込まれた。何としても欲しかった先制点がW・シドニーに転がり込んだ。2戦合計スコアはこれで1点差。ホームのサポーターの応援はより声量を増し。同18分にはMFユースフ・ヘルシに代えてFWトミ・ユリッチを投入。一気に畳み掛けにいった。

 何とか耐える広島は後半33分にMF高萩洋次郎に代えてFW浅野拓磨を投入。後半37分にはMF山岸智に代えてDF千葉和彦をピッチに送り込むなど、森保一監督はリズムに変化を求めた。

 W・シドニーも3枚目のカード、FWクワベナ・アッピアークビを投入。攻撃陣に厚みを持たせて1点を奪いにいく。すると後半40分、小野がふんわりとしたボールをゴール前に入れると、ユリッチと水本が競り合いこぼれる。これをFWブレンドン・サンタラブに押し込まれ、2戦合計3-3。アウェーゴールを奪っているW・シドニーが逆転に成功した。

 出場3大会目にして初の決勝トーナメントに進出した広島。目標をアジア制覇に定めていたが、まさかの大逆転負けを食らい、16強で姿を消すことになった。W・シドニーの進出することになった準々決勝は8月に行われ、第1戦を8月20日、第2戦を同27日に行う。


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