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[女子アジア杯]なでしこ、ラストプレー岩清水弾で劇的勝利!中国との死闘制す!!

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[5.22 女子アジア杯準決勝 日本2-1中国]

 日本女子代表(なでしこジャパン)は22日、2014 AFC女子アジア杯の準決勝で中国女子代表と対戦し、2-1で勝利した。決勝は25日に行われる。

 7大会連続7度目のW杯出場権を獲得したなでしこジャパンだが、アジア制覇はまだない。さらにここ4大会は連続で準決勝で敗れるなど、次の準決勝は鬼門にもなっている。相手は過去最多の8回の優勝を誇る中国。エースストライカーのFW大儀見優季はグループリーグの3試合のみでチームを離れているなでしこが、ここまで無失点の相手にどのような攻撃を仕掛けられるかに注目が集まった。

 序盤、積極的な仕掛けを見せたのはなでしこだった。前半5分、MF中島依美のロングパスが裏に出ると、FW高瀬愛実が反応。DFのクリアミスも見逃さずシュートに繋げるが、シュートは右サイドネットに外れた。

 しかし徐々に中国の効果的な攻撃も見られるようになる。前半26分にはFWリー・インがDF岩清水梓を背負いながら、左足反転シュート。同43分にはゴール正面で得たFKをDFリー・ドンニャが直接狙うが、いずれも枠をわずかに外れていった。

 後半からなでしこは2トップの一角にいたFW川澄奈穂美と左MFの宮間あやのポジションをチェンジ。リズムに変化を求める。すると迎えた後半6分、左サイドのCKを獲得したなでしこは、宮間が正確無比のクロスを上げると、MF澤穂希がニアに飛び込む。ヘディングシュートがゴールネットを揺らし、待望の先制点となった。

 澤の得点は2012年7月11日のオーストラリア戦(3-0、国立)以来。約2年ぶりのゴールとなったが、代表通算得点は82となった。大儀見が16日のベトナム戦で代表通算50ゴールを挙げ歴代2位に浮上するなど、得点を量産しているが、大事な試合で奪う勝負強さ。まだまだなでしこには澤穂希が必要だ。

 しかしこれが鬼門なのか。アジアの舞台はなでしこに試練を与える。後半35分、中国の左クロスがエリアに入ったところでの中島のハンドを誘う。時間をかけて蹴られたPKをリー・ドンニャに決められ、試合が振り出しに戻ってしまった。

 後半39分に澤に代えてFW吉良知夏、同43分に中島に代えてMF木龍七瀬を投入したなでしこだが、慎重な戦いぶりが目立ちだす。試合はそのまま15分ハーフの延長戦に突入。夜になっても気温計が30度以上を指す酷暑の中で、スタミナとの戦いにもなった。

 延長に入ると、なでしこはピンチを招く。延長前半6分にはDF川村優理がボールを奪われると、MFワン・シャンシャンにシュートを打たれる。同15分には右クロスがDF有吉佐織に当たって枠内に飛んでしまうが、いずれもGK福元美穂が弾き出し、難を逃れた。

 延長後半5分になでしこは最後の交代カードとして、木龍に代えてFW菅澤優衣香をピッチに送り込む。消耗戦となった一戦。延長後半11分には宮間がミドルシュートを狙うが、GKの正面を突いてしまう。だが終了間際の延長後半アディショナルタイム、CKをDF岩清水梓が頭で押し込み、劇的勝利を飾った。


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