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劇的決勝弾のFW大久保「最後の最後まで何が起こるかわからない」

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[6.7 国際親善試合 日本4-3ザンビア タンパ]

 ブラジルW杯に出場する日本代表は7日、ザンビア代表と親善試合を行い、4-3で勝利した。2点を先行された日本だったが、MF本田圭佑(ミラン)の2ゴール、MF香川真司(マンチェスター・U)のゴールで逆転する。後半43分には同点ゴールを許したが、その直後のアディショナルタイムには、FW大久保嘉人(川崎F)のゴールも決まり、4-3で勝利した。

 W杯前、最後の親善試合で勝ち切れずに終えてしまうのか。3失点目を喫した直後、そんな重い雰囲気を打ち破る一撃が決まる。後半アディショナルタイム、出場したばかりのMF青山敏弘(広島)からのロングボールを最終ラインの裏PA内で受けた大久保は、絶妙なトラップからシュートに持ち込み、ボールをゴールに突き刺した。

「最後の最後で一発、アオ(青山敏弘)からすごい良いボールが来たので。トラップも完全に決まりましたし、思いきり振り抜きました」と、フィニッシュの場面を回想する大久保の一撃が決まり、日本は4-3で勝利を収めた。約2年ぶりのサプライズ招集で2大会連続のW杯メンバーに入った大久保は、試合を振り返り「最後の最後まで何が起こるかわからないし、一生懸命、最後まで走り抜いてやろうというのは決めているので。まだ本番じゃないですが、これで良い形で(ブラジルW杯に)行けると思います」と、白い歯をこぼした。

 後半開始からピッチに投入された大久保は、相手の最終ラインの裏を狙い続けた。「とりあえずセンターバックを下げさせるっていうことを言われました」と、アルベルト・ザッケローニ監督からの指示を明かしたが、それ以上に2列目の2人との連係が効果的だったと感じているようだった。「それよりも、(香川)真司とか(本田)圭佑に『近くでやろう』ということを最初に入るときに言ったので。それでリズムもできたかなと思います」。

 FW大迫勇也(ケルン)が後半15分に入ってから、大久保は右MFに入る時間帯もあった。コスタリカ戦(3-1)では戸惑いも見せていたが、「この間(のコスタリカ戦)は不安でしたけど、1回やっていたことで全然、不安もなかったですし、思い切って自信を持ってやることができました」と、チームに適応できていることを強調する。

 4ゴールを挙げるなど、ポジティブな面が見られた反面、3失点を喫した守備を中心に課題も多く見られた。「まだまだ課題はある」と大久保も認めるが、親善試合に連勝した良い流れにあることも付け加えた。「もっともっと詰めないといけないところもありますが、勝ち癖を付けていけるっていうことは、すごくいいことなので。そこ(課題)は、また向こうに行ってビデオを見てやりたいです」。

 昨シーズン、Jリーグで26ゴールと得点を量産してきた大久保だが、W杯前に代表でゴールを挙げられたことは、大きな意味を持つようだ。「常にゴールは取りたいですし、その中で1点取れたっていうのは個人としてもすごく勢いを持って入れると思うので、すごく楽しみになってきました」と言い、8日後にコートジボワール代表との初戦を迎えるW杯については「常に最後という気持ちを持ちながら、全力でやっていきたいです」と、意気込みを語っていた。

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