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失点直後の投入…ファーストプレーで決勝アシストの青山に大久保も驚嘆

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[6.6 国際親善試合 日本4-3ザンビア タンパ]

 ワンチャンスに懸けていた。後半44分の失点で3-3の同点に追いつかれた瞬間、ウォーミングアップしていたMF青山敏弘はベンチにいるアルベルト・ザッケローニ監督と目が合った。

「ベンチから監督がこっちを見た瞬間、絶対に自分だと思った。呼ばれる前に走って(ベンチへ)行った」

 時間がない。指示も何もなかった。それでも、指揮官の意図は理解していた。日本ボールでキックオフ。パスを受けた青山は、前線で斜めに走り出したFW大久保嘉人を目がけてハーフウェーライン手前からボールを蹴り出した。

「アオ(青山)がずっと見ていたから、出してくれるのかなと思った。(ボールをトラップして)タメたから、裏に走ったらバシッと来た。よく出したね。出てこないと思った」

 右足のワントラップから左足で決勝点を決めた大久保も驚嘆したロングフィード。ファーストプレーでの決勝アシストに青山は「あんなに深い位置から狙うことはあまりないけど、ダイアゴナルに走ってくるイメージはあった。ダイアゴナルな動きは日本の強み。それに自分が反応できたのは、コンセプトがだいぶ染み込んできた証拠かなと思う」と謙虚に振り返った。

 後半アディショナルタイムからの出場で決勝アシスト。くさびのパスなど縦への意識を強く持つ青山は「それが求められていると思ってチャレンジした」と胸を張った。自分の武器で一つ結果を残し、いよいよブラジルへ。「W杯に入ってみないと分からないけど、これをつなげていかないといけない」。そう言って表情を引き締めた。

(取材・文 西山紘平)

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