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“ギリシャ神話”終焉・・・サントス監督「ツイていた選手が相手チームにいた」

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[6.29 ブラジルW杯決勝T1回戦 コスタリカ 1-1(PK5-3)ギリシャ レシフェ]

 ギリシャ代表のミラクル進撃は決勝トーナメント1回戦でストップした。グループリーグ最終戦では後半アディショナルタイムにFWゲオルギオス・サマラスが決めた劇的な決勝PKによってコートジボワール代表を2-1で下し、大逆転でのグループリーグ突破を果たしたギリシャ。敗退目前での奇跡的な決勝トーナメント進出劇にツイッターを中心としたSNS上では「これぞミラクル」「ギリシャ神話」というコメントが寄せられていた。

 迎えたコスタリカ代表との一戦でもギリシャは0-1と追い詰められながらも後半アディショナルタイムにDFソクラティス・パパスタソプロスが同点ゴールを決め、土壇場で息を吹き返す。ただ、退場者を出していたコスタリカにシュート計24本を浴びせながらも勝ち越し点を奪ううことができず、PK戦で3-5敗戦。物語は終焉を迎えた。

 fifa.comによると、フェルナンド・サントス監督は「幸運だったとか不幸だったとかそういう話をするつもりはないが、ツイていた選手が相手チームにいて、私は彼らにオメデトウと言いたいよ。同点ゴールを決めた後、もっとリスクを負って前に行くべきだったね。しかし彼らのディフェンスは良く、カウンターを狙ってきていた。最終的には、試合を延長に持っていったが、私たちのプレッシャーは精彩を欠いていた。もっとも、これだけ集中し続けていれば、疲れるのも当然のことではある。相手GKのナバスは素晴らしい出来だった。彼の存在が勝負を分けてしまった」と讃えた。

 最後の最後で“ツキ”を失い、無念の敗退となったが、それでも3回目の出場で初の16強進出。ギリシャは歴史の1ページを塗り替えてW杯を後にした。


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