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初の瀬戸大橋ダービー、岡山が終盤の2発で讃岐に追い付き13戦無敗をキープ

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[7.5 J2第21節 岡山2-2讃岐 カンスタ]

 J2は5日に第21節を各地で行い、ファジアーノ岡山カマタマーレ讃岐の「瀬戸大橋ダービー」が行われ、試合は2-2で引き分けた。試合終了間際にFW押谷祐樹のゴールで追い付いた岡山だが、13戦負けなしとなったが、第19節の横浜FC戦(0-0)から3試合連続のドロー。思うように勝ち点を伸ばせていない。一方、土壇場で4試合ぶりの勝利を逃した讃岐だが、最後の2試合をドローで終えて前半戦を勝ち点11で終えている。

 讃岐からも数多くのサポーターが押し寄せ、アウェースタンドが水色に染まった中で行われた一戦。開始早々、ボールを保持する岡山は、讃岐の守備を左右に揺さぶりながら好機をうかがっていく。対する讃岐も16分にMF小澤雄希の落としを、FW木島良輔が狙ったが、GK椎名一馬に防がれ、前半はスコアレスのまま折り返す。

 後半に入って、先手を取ったのは、アウェーの讃岐だった。後半26分、元日本代表FW我那覇和樹を投入すると、攻撃のスイッチが入った讃岐は30分にDF沼田圭悟が右足でミドルシュートを放つ。これが右ポストの内側を叩きゴールに決まり、讃岐が先制する。さらに同36分にもCKの流れから、我那覇が追加点を上げてリードを2点に広げた。

 Jの先輩として負けられない岡山は、残り3分から意地を見せる。速攻の打ち合いのような展開になると、途中出場したFW林容平からのパスを受けた押谷が、確実にゴールを決めて1点を返す。さらにアディショナルタイムにも、ドリブルで仕掛けた押谷がPAライン付近で倒される。これがPKと判定されると、押谷が自ら決めて試合を振り出しに戻した。このまま2-2で試合は終了し、初の瀬戸大橋ダービーはドローに終わっている。

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