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J1勢から6試合連続無得点…新潟FW岡本「悔しいとか言っている場合ではない」

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[7.27 J1第17節 川崎F1-0新潟 等々力]

 リーグ随一のパスワークを誇る川崎フロンターレに対し、アルビレックス新潟も今季から取り組んでいるショートパスを主体とした攻撃で対抗した。中盤の底でMFレオ・シルバとMF小林裕紀がボールをさばき、攻撃的MFのMF成岡翔とMF山本康裕がサイドバックとサイドから攻める。パスをつないでいくスタイルには柳下正明監督も手応えを感じさせたが、「狙い通りではない部分はある」と続ける。シュート数は川崎Fと同じ11本を放ったが、チャンスの数は少なく、1点が遠かった。

 FW田中達也は「ゴール前は精度の問題」と指摘。柳下監督も「ラストパスとフィニッシュの精度はフロンターレのほうがはるかに高い」と言うように、スコアとスタッツ以上に差がついた試合となってしまった。

 新潟の得点力不足は深刻だ。天皇杯では格下のサウルコス福井から8ゴールを奪って見せたが、対J1勢にはリーグ戦とナビスコ杯合わせて6試合連続無得点。5月17日のJ1第14節名古屋戦(1-1)以来2か月以上ゴールに見放されている。2トップの一角としてフル出場をはたしたFW岡本英也は、「悔しいとか言っている場合ではない」と振り絞った。

(取材・文 奥山典幸)

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